【私の仕事】「ガクチカ」を聞かない採用面接【人事労務関連ニュース】
『 企業と新卒求職者との最終面接において、学生時代に力を入れたこと=「ガクチカ」を聞かない方式を採る企業も出始めている。』
というニュースを読みました。
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このニュースを読んで、個人的に、とても良い取組みだと感じました。
「ガクチカ」
多くの方が耳にしたことがあるでしょうし、実際にガクチカを魅力的なものにするために、学生時代に様々な努力をした方もいるのではないでしょうか。
ですが、私のような(古い世代の)人間たちからすると、以前から「別に学生時代にどんなことを行っていようと、入社してから会社業績に貢献出来る求職者が必要だよね」という考えが共通認識でした。
ですが、多くの(大)企業が採用において「ガクチカ」を重視していたために、それに引きずられるように(中小)企業でも利用していた現状がありました。
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しかし、ついに「ガクチカ」を重視しない企業が現れたようです。
自社のリソースを使って、どんな社会問題にどのように取り組むのかというプレゼンを行うという「プレゼン選考」を行い、論理的思考や課題発見力を見極めるという選考だそうです。
この記事では、他に
① 採用を担当する各面接官のプロフィールが開示され、面接官を求職者が選ぶことが出来ることで、その方が関係している業務などが分かり、事前準備が出来る。
② 世間一般的な資格を必要とするのではなく、自社の業務に適応出来るかという「正確性」や「伝達能力」といった、素質を問う内容にする。
というような、今までとは少し変化した採用形式についても記載されていました。
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今まで、採用内容については多くの会社で「採用面接の場がセッティングされて、そこに参加してから採用方式が分かる」という形をとっていました。つまり、ワザと「求職者が、採用面接に充分な準備をさせない」というシーンを作るということです。
そうすることで、面接でいきなり問われたことに対して、どのように対応するのかを言うことを見る、つまり入社後において「何かあったときの対応力やメンタルを見る」という会社が多かったです。
しかし、この方法は、求職者の性質によって本来の能力を充分に発揮出来るのか・そして会社側が見抜くことが出来るのか、という視点で言うとあまり適した方法ではありません。
私もそうですが、あまり追い詰められた状態では力を充分に出し切れる人間は多くはありません。
ある程度の余裕があるからこそ、本来の能力を発揮出来るという求職者も多いのではないでしょうか。
ですので、上記①の採用方法は大変良いのではないかと思います。
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採用方法に関しては、企業の求める人材・求職者が会社に求める条件・社会の状況など、常に変化していくものなので、今回の内容だけでなく、さらに進化を続けて欲しいと思います。
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