読書記録|夏目漱石『こころ』
読了日:2022年9月23日
ふと立ち寄った本屋で、集英社の夏のキャンペーン「ナツイチ」フェアに遭遇。イラストレーターのnoritakeさんによる”よまにゃ”の可愛い限定カバーに惹かれて購入…だってブックバンドも可愛くて欲しかったし…
というきっかけで手にした夏目漱石の『こころ』。
実は、夏目漱石の本は一冊も読んだことがなかったのだ。
「これはいい機会だ」とばかりに、可愛い”よまにゃ”に誘われて自宅に連れて帰った。
冒頭の煌めくような海のシーンから、想像もしていなかった展開が広がり、読んでるこちらが翻弄された。
物語のその先へとどんどん引き込まれていくのは、人の摩訶不思議な”こころ”を題材にしているからだろうか。
「先生」がそっと過去を明かしていく。
登場人物たちの”こころ”が交差する。
「先生」の”血”は、果たして「私」に命を宿したのだろうか。
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