街に移り住む:日課になった散歩でごくちかくだと知った以前よく利用した図書館にむかう
(2024.1.22加筆)
はじめに
あるくと調子がいい。足からはなれているはずの左肩のいたみがやわらぐ。さんぽをはじめて道どうしのつながりや距離感覚がつかめて、点と点だった近くの店や施設の位置関係がわかりはじめた。
セミリタイアをきっかけに、中山間地から行政がコンパクトシティーを地で行く中心市街地へとひっこした効果とちょっとばかりのきもちの余裕がではじめたようすについて。
きょうはそんな話。
移り住んで
移住するならばはやいにこしたことはない。これが10年さきだったらと想像するとたいへんかも。まだからだがうごくいまだから自家用車でひっこしや各種のてつづきをひとりでできた。
なによりあたまのきりかえがどうにか追いついた。これがいちばん大きい。加齢でだんだん頑固に意固地になるであろう段階ではむずかしいこともなんとかきりぬけられる。しかもここは以前からよく訪れていた街なのも大きい。ある程度見知ったところだっただけにすんなり入れた。
さんぽの効用
以前くるまで利用した店や施設。あとは点と点をむすぶ感覚がそなわればいい。それにはなによりあるくといい。街の散策をかねてさんぽをはじめた。さむさへの対策さえできれば、いくらあるいても汗をあまりかかないこの時期がいちばん。
おかげで、いま住む場所から10年ほどまえよく利用した図書館まで5分ほどと知ったのは数日まえ。さっそくきのうは開館時間にあわせてむかった。予想どおりいちばんのり。ふるくなった利用カードの更新や住所の変更の手つづきを余裕をもってできた。
きっと必要だろうと運転免許証を利用カードとともにたずさえたのはじぶんとしてはめずらしいこと。こんなふうにすこしだけ気がまわるようになったのはまだ緊張感がつづいているのかも。
ひさしぶりの本のせかい
図書館にたちよろうと思ったのは学習サポートでおとずれる生徒たちに本を紹介したいから。以前よんで印象に残った作家を思いかえしたいし、ちかごろ見知った作家さんの作品に目をとおしたいから。
いぜん足繁くかよった場所だけに当時手にとったままの本が数多くのこる。そんなに入れかわるわけではないらしい。本棚をめぐりながら、このたなのここからここまではほとんど読んだなとか、お気にいりのこの作者に新刊が出たんだとかひととおり作家名の五十音順にたどっていく。
おわりに
せっかく来たので実用本の棚にもたちよる。住み慣れてはなれたばかりの中山間地のもとの家。そして老いていく両親とその家を今後どう見守っていくか。はなれて住むこどもたちや親戚とともに決めていかないと。
いろいろとどこおりなくすすめるには見知っておくべきことがある。そのだんどりや知識を得ておこうと本をさがした。
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