やさいづくりの備忘録:さといもの種いもを選別する
はじめに
これから3月はじめにかけて保存しておいたさといもを選別して植えつける。いきおいよくそだって暑い時期に葉を旺盛にひらいてたくさんのいもをつけてほしい。そのためには出だしが肝心。いいスタートをきるために種いもの選別が欠かせない。
7年まえの文章をほぼそのままここに記す。
収穫は
今日は朝から畑Dに残っていたさといもを掘りあげ、今春のための種いもをえらぶ作業をしました。きょうだけで40㎏ほどありました。夏の高温とはげしい乾燥のために昨シーズンはさんざんで収穫は400㎏ほどでした。
さといもは赤芽と白い芽の品種の2種類を栽培しています。それぞれ種いもを選んでいきます。その際に小さないもやきずの入ったいもなどをよりわけます。
それだけでたくさんなので、霜を避けられる作業小屋に入れておこうと一輪車で運んでいると下の畑のかたがいらして作業をはじめました。先日植えたとけいそうの芽が心配で見にきたそうです。この寒さで芽が枯れたのではとようすが心配とのこと。
これはちょうどいいやということで、さといもをおすそわけしました。「汁にいれるとおいしいよね、これ。」と喜んでもらっていただけました。
おすそわけ
さらにはたけBでつづきのよりわけ作業をしていると、こんどは畑の上のかたがお住まいから外へ出てきたところでした。こちらにもさといもをさしあげました。
それでも全然減りません。そうこうしているうちにこんどは両親が軽トラックで畑Bに現れました。父は畑Dでさといもをつくっています。種いもがたりないとのことで、ストックしてあるいももふくめて、種いもになりそうないもをコンテナに入れてもっていってくれました。
それでもぜんぜん減らないため、のこりは掘ったまま逆さに土に埋めて保存することに。畑Bのすみに穴を掘ってうめ、棒を刺してめじるしにして立てておきました。
はたけで作業していてこんなに多くのヒトに出会うのは1年をとおしてとてもめずらしいです。いつもは半日いてもほとんど出会いません。
スイートコーンのたねまきも
きょうはやることが多くて、これからスイートコーンの種まきです。ぽつぽつ雨も降りはじめました。作業を急がないと…。
つごうよく雨がふるので種まきをすませてしまうつもりです。前準備で1週間まえには元肥をいれてビニールでマルチをし、スイートコーンの株間にあわせてビニールの表面に穴をあけてあります。
そこへじょうろで水をいれていき、土がおちついたらスイートコーンの種子を2~3つぶずつ蒔いていきます。たいてい発芽するのですが、発芽数日後に間引いていきます。
おわりに
すでに春を思わせる気候がつづいています。ことしのさといもとスイートコーンはどうでしょう。いつもこの時期はわくわくした新鮮なきもちになれます。
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