うつを抱えている人の見つけ方
うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。
本日のテーマは、
「うつを抱えている人の見つけ方」
です。
「うつ病を抱えている人に周りが気付くことが大事です」
ということを耳にしたことはありませんか?
誰にでも当てはまるわけではありませんが、
うつ病を抱えている人って
誰にも迷惑をかけたくないので、
いつも通りに過ごそうとします。
私もそうでした。
そのため、周りからは
いつもと変わらないように見える場合が多い
のではないかと思います。
現に、私が
「うつ病になりました」
「病院に通っています」
と告白するまでは、
周りはいつも通りに私に接していました。
もちろん
告白してからは気遣ってくれるようになりました。
それくらい
周りがうつ病の人に気付くのは大変です。
うつ病、うつ状態の人は
誰かが気付いてくれるのを待つのではなく、
早急に自分を守るためにも
自分から誰かに告白することが一番大事だと思います。
しかしそうはいっても
うつ病の人は真面目で、
気遣いができる方が多いと思うので
「他人に迷惑をかけたくない」
と思うことでしょう。
そう思えば
告白することは難しいですよね。
そんな時、
周りが気付くということも重要
になってきますが、
いったいどうやったら気付くことができるのでしょう?
今日は私が経験したうつ病の症状の中から、
うつを抱えている人に気付くために注意するポイント
をご紹介したいと思います。
参考程度にご覧ください。
私がうつ病の症状を経験した中で、
誰かがうつ病と気付くきっかけとなったであろう症状が1つありました。
それは、
急に怒りはじめたこと
でした。
それはうつ病の再発3週間前のことでした。
この頃は学会発表や仕事に追われ、
何をするにも心に余裕がなく、
常に一杯一杯の状態でした。
そんな状態の時、
友人がなかなか私のところに来ないことがありました。
普段なら怒るようなことではないのに、
この時は
「早くしてよ‼いつまで待たせるの?」
と怒りました。
実は5分も待っていなかったのです。
友人からは
「あなたって怒っているのかどうかよくわからないよ」
と言われました。
それくらい普段は怒りませんし、
怒っていたとしてもあまり表には出さないよう努力していました。
実は
これがうつ病の発症を知らせるサインだったのです。
その3週間後に
うつ病が再発し、
起きられなくなり、
思考停止しました。
真面目で、
気遣いができ、
人に迷惑をかけたくない人が
些細なことで怒る頻度って
ごくわずかだと私は思うのです。
このような変化なら
「この人いつもより怒りっぽいな」
と気付くことはできるはずです。
そこから
「何か心に問題でもあるのかな?」
と少しだけでも注意できれば、
うつ病、うつ状態を抱えている人に気付くことができるかもしれません。
ご参考までに。
私が所属する国際メンタルセラピスト協会では【自分の「うつ」を治した精神科医の方法】の著者宮島賢也精神科医が考案した『これからの新しい形のカウンセリング』であるメンタルセラピーを面談、Zoom、メールなどの形式を用いて行っております。
また、東京(またはオンライン)で定期的にメンタルセラピスト養成講座の説明会も開催しております。ご参加をお待ちしております。
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