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2022年12月の記事一覧
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「出産はぜいたく?」2人目の壁 ◆いよいよ踏み込まれた「第3のアクセル」【時事ドットコム取材班】(2022年08月01日08時00分)
少子化に歯止めがかからない。赤ちゃんの出生数は6年連続で減少し、2021年は過去最少の約81万人にとどまった。過去40年以上、結婚した女性は平均2人前後の子を産んできたが、近年、既婚者の7割以上が2人目以降の出産に「壁」を感じているという。「産みたくても産めない」「子どもはぜいたく」。子育て世代の悲痛な声を裏付けるように、少子化を加速する「第3のアクセル」が踏み込まれたと指摘する専門家もいる。どうしたら、誰もが希望する人数の子どもを持ち、子育てを楽しめる社会になるのだろう
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「届くのは粗悪品」謎の通販サイト◆SNSで拡散、発送元を追跡取材【時事ドットコム取材班】(2022年05月02日10時00分)
通販サイトがツイッターで宣伝していた商品を購入したら、粗悪品や偽物が届いたー。インターネット交流サイト(SNS)でこんな投稿が相次いでいる。商品は洋服や雑貨、電化製品などさまざまで、注文先のサイトも別々。ところが、これらのサイトには奇妙な類似点があることが取材で判明した。いったい何が起きているのか。実際に商品を購入し、発送元を追跡してみると…。(時事ドットコム編集部 太田宇律) 【時事コム取材班】 暗転した「富士山の日」 「ツイッターを見て『富士山グラス』を買ったが、
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プーチン大統領は法廷に立つのか◆どう裁く戦争犯罪、国際刑事法の今【時事ドットコム取材班】(2022年04月23日10時00分)
ロシアによる侵攻が続くウクライナ。首都キーウ近郊で民間人とみられる遺体が多数見つかるなどし、ロシア軍による「ジェノサイド(集団殺害)だ」と追及する声が高まっている。こうした戦地での非人道的行為はどのようにして裁かれるのだろうか。そもそもプーチン大統領の刑事責任を問うことは可能なのか。戦争犯罪の研究者で、日本の大学で初めて国際刑事法のゼミを開設したフィリップ・オステン慶応大教授に詳しく解説してもらった。(時事ドットコム編集部 太田宇律) 【ニュースワード・国際刑事裁判所】
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「17歳も標的」君は見抜ける?狙われる新成人と夜回り先生が抱く懸念【時事ドットコム取材班】(2022年04月02日09時00分)
民法の成人年齢が引き下げられ、親の同意なく契約や借金ができるようになった18、19歳。大人の一員として権利が広がる一方、悪徳商法のターゲットにされるリスクが懸念されている。若者の消費者トラブルの実態を探ってみると、一部の業者が成人直前の17歳も勧誘対象にし始めていることが分かってきた。被害の低年齢化を防ぐためにはどうしたらいいのか、「夜回り先生」水谷修さんと考えた。(時事ドットコム編集部 太田宇律) 【特集】時事コム取材班 「月5500円」4カ月では? 成人年齢引き下
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歯科医で「プチ整形」増殖のワケ◆あいまいな「合法」ロジック、トラブルも【時事ドットコム取材班】(2022年03月22日10時00分)
「プチ整形」と呼ばれる美容医療を手掛ける歯科医院が増えている。注射で顔のしわを取ったり、脂肪を溶かしたり。中には糸を使ったフェースリフトを行うクリニックも存在するが、それって医師の仕事では? 口の中から飛び出した歯科医の守備範囲は、どこまで及ぶのか。法律の境目を探ると、歯科医の美容医療参入を可能にするロジックと、業界を取り巻く構造的な背景事情が浮かび上がってきた。(時事ドットコム編集部 太田宇律) 【特集】時事コム取材班 歯科医で「糸リフト」 「ほうれい線・フェースラ
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「ネタバレ投稿」どこから違法? 広告主に責任は グレーゾーンに迫る【時事ドットコム取材班】(2022年02月21日10時30分)
作品の内容や結末を書き起こし、無断で公開して広告収益を荒稼ぎする「ネタバレサイト」の被害が後を絶たない。2022年2月には、漫画のせりふを丸写ししていたサイトが著作権法違反容疑で摘発されたが、せりふや結末に触れつつ感想をウェブ上に投稿するファンは少なくない。作品の内容を明かす行為はどこから「違法」になるのだろうか。サイトの収益化を許す広告主側に責任はないのか。問題のグレーゾーンに迫った。(時事ドットコム編集部 太田宇律) 【特集】時事コム 「感想」や「引用」免罪符に