『寡欲都市Tokyo2』Z世代の思考とは、先進国が行き着く成熟社会
皆さんお疲れ様です。
今回は、現代の日本の若者と世界の先進国の若者は似ているのではないか?という話です。
まだ日本は恵まれているということも少し
前回↓↓↓
今回は、アメリカのニューヨークで起きているリアルと日本の東京の違いをアウトプットしていきたいと思います。
日本人が想像する以上にニューヨークはやばい
アメリカと言えば私たちから見ると『一発逆転』『アメリカンドリーム』などいわゆる夢が叶う場所といわれ自由の国というビッグなイメージ
ただ、実際読んでみると現実はそんないいものでは無い前回も言ったようにNYや大都市は、物価高や家賃の高騰が目立ち上流階級でなければ生活は食べるだけで精一杯
アメリカの若者にとってニューヨークで生活することはとても難しく1部の超エリートだけに認められた特権なのです。
これは、ニューヨークだけではありません。
香港、上海、ソウル、シンガポール、シドニーの若者たちも同じような状況に置かれています。
他国からの大量の移民、それも優秀な高学歴になってくると東京でもどんどん人口が増え物価があがり家賃が上がりコンビニバイトなどでは東京を脱出するしかない未来も有り得るかもしれません。
そう考えると日本の東京はまだまだ安いです。
ここ20年、欧米先進国の大都市部に比べると
東京はとても物価が安い国になってしまいました。
恐らくみなさんも耳にしたことがあると思いますが
東京の観光客は、確かに景色や日本の文化を目的として旅行に来ていると思いますが1番は『安い』からです。
安い国として見られていますし
海外先進国では、弁当が1800円するところ
日本では、500〜700円で食べれます。
(東京オリンピックであった話です)
しかも日本のご飯は、美味しいし変なものは入ってないこれは外国の人からしたら天国でしかないと思います。
私は、行ったことないですが
費用を安く済ませた旅行をしたいなら東南アジアの
ベトナムやタイは、物価が超安いので大学生などは手軽で行けるため多いと思います。
欧米の人からしたらそれが日本に当たるのです
日本国民の私たちからすると東京で気にせず遊べるなんで羨ましいしこれ以上の楽しさはどこの国でも味えないんだなと思えました。
私は、東南アジアはいかないですが、多分治安というか雰囲気とかご飯はその旅行で楽しめると思いますが、『ここに住みたい』とは絶対ならないと思います。
東京は行けるんじゃねって
東京の魅力は最先端ではなくなった
最先端は東京にあると昔言われてことがありますが
気づけばそれは昔の話だと分かります。最近では化粧などはソウル、お茶なら台湾など、日本初ではなく海外で話題になったものが日本にやってくる形になったりアメリカの話題のお店が全国に展開する時にも東京に開くのはかなり遅い
アメリカからのトレンドの流れは昔からありましたが、アメリカ目線の日本市場としての注目も薄まってるいる。現に今では上海など中国よりも東京は遅い
そういう意味でも東京は、最新トレンドの場ではなくなり違うところで勝負できると著者は仰っています。
それが、世界の先進国と大都市部で
東京が1番住みやすい街になれるという希望です。
世界の若者の傾向
私たちは、20代〜後半は、さとり世代と言わています。Instagramをやったりティックトックは、やらないけどみる人も多いと思います。
この世代はとてもチル意識(チルアウトの訳 のんびりまったりした状態やそうしたい時の気持ち指す)いわゆる平和で穏やかな感じです。
タバコの一服と少し似てるかも
日本ではまだ話題になってないようですが、アメリカでは、ネットフリックス・アンド・チルで、「ネットフリックスを見ながら(彼女と)家でいちゃつく」という言葉が使われたり、
Netflixやサブスクリプションの躍進で、別に外に出なくても家で何でも映画をお菓子を食べながら飽きることがなく楽しめるわけだ
『温泉でチルる』『カフェでチルする』『音楽聴きながらチルってる』という言い方は、定まってるのかわかりません😅誰か教えてー
これは私自身とても当てはまる部分が多い
正直今でもめちゃくちゃ稼ぎたいとは思わないし
ある程度稼げて定時で帰れるなら私は喜んでそっちを選ぶ。
私たちの世代は、『居心地』を重視することが多いとこの本で語られています。
成熟社会化
古着屋を起業した若者の目標売上は月15万
めちゃくちゃ稼ぐわけでもなく生活ができる程度の金額を稼げて仲間とワイワイできて居心地が良ければそれでいいそういう若者が東京で増えている。
これが最近のZ世代の象徴と言われています。
私もすごい当てはまるなぁ
私も就職の時は給料とかどうでも良くて事務所の雰囲気や居心地をとても重要視していたのですが、結局会社って部署とかも色々あるし配属なんてわからないし、入ってみないとわからないんです。だから居心地とかを会社に求めるのって賭けというかほぼ運なんです。
実はこれは日本に限らずアメリカや中国でもこのような若者が増えている事実です。
アメリカでは、GAFAが出始めた後の2015年頃からは、上昇志向の若者が減りスモールビジネス、仲間と楽しくやりたいという若者が増えた。
理由は、GAFAの存在が大きい
あまりに強すぎるゆえに、アメリカの若者の『チル加速』IT分野における優劣は、莫大な個人データをどれだけ獲得できるかです。
それは既に個人データはGAFAMがほぼ総取りでその中で戦いが行われています。ベンチャーや新しいIT企業を立ち上げてもさすがにこの勢力にはもう太刀打ちができないレベルです。
現実的にみても弱者が強者に勝つようなジャイアントキリングなんてできる隙はもうありません。
結果、自分でやるよりはそのGAFAMの中に入り
高給を貰ってた方が利口だよねって考えてしまうのが合理的です。
中国でも、横たわり族話題ですw
『タンピン主義』意味は横たわる
頑張らないライフスタイルと言われますが、仕事がない人も遊んで頑張らず、ムリせず、ストレスの無い生き方これが中国で話題になっているようです。
日本、アメリカ、中国の若者で起こっている感覚
これが『成熟社会化』なのではないか
↑↑↑まさに今の世界ですよね、
多様性やら個性の主張で、公言で使う言葉や制限が勝手に根付いてきている
さらには、スマホ1つあれば生きていけるツールがもう揃っている。
引用したこの文章なんと!
コラムニストの佐田 重夫から引用したのですが
2012年に制作されていたものです。預言者レベルで何となく当たってます。
まさに『居心地優先』
現在のアメリカや中国、日本の若者思考
成熟社会化は、経済成長のステージが終わった国で進行すると言われています。
競争や争いは避けたい
先進国で同じような若者が出てきている
共通しているのは、現状維持でいいということ
現状を変革する必要が無い、手に入れたいものは簡単に入る、チル思考
今の話が事実かもしれないなら今の東京は間違いなく世界の若者にとって理想の天国なのではないか?という一発逆転という話だ。
誰かに勝ちたいとか、
お金を稼いで権威を獲得したいと言う若者は、
ごく1部の野心のある人だけで多くの若者は身の丈にあった生活が続けられるならそれでいい
ことわざである、『足るを知る』という域に
若い状態で既に達しているのかもしれない
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次回は、東京の魅力を書いていきます。
実は日本人が東京の価値をいちばん知らないのでは?
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