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習慣をデザインする

今年私が使っている「自分軸手帳」には、マンスリーとウィークリーの各ページに「習慣化リスト」があります。

最近注目を集めている「ハビットトラッカー」のことです

2022、珍しく手帳ライフが続いているわたしですが・・・
どういうわけか、この「習慣化リスト」がなかなか継続できませんでした。

昨年からのユーザーさんは、これを活用して、いい感じに自分をもっと好きになれている様子。
私もその仲間入りをしてみたいなぁ。

切り貼り感にモヤモヤ

さて、この自分軸手帳には「自分軸手帳部」という、購入者限定のコミュニティがあります。
その部活の一環として、希望者が参加できる「習慣化チャレンジ」というイベントが年に数回行われるんですね。

今年第1回のイベントがまもなく幕を開けるのを受け、先日そのプレイベントとして実際に習慣化リストを活用したユーザーさんの体験談やイベントの説明会がオンラインで行われました。

限定コミュニティなので、詳細はあえてここではご紹介しませんが……
プレイベントに参加して、私が一つ気づいた大きなこと。

それは――「私の習慣化リストには、デザインが足りない!」ということでした。
気づいたときにリストに加える。
そんな「切り貼り感」にモヤモヤしていたんですね。

習慣=アイデンティティを作るもの

昨年読んだ、「複利で伸びる1つの習慣」。

この本の中で、習慣について、こんな説明がなされています。

行動を繰り返す
→エビデンスが集まる
→セルフイメージが変わる
→アイデンティティになる

メモからの書き起こしなので、実際の文や表現とは異なります。

つまり習慣は、ただ「迷わず無意識に行動するようになる」のではなく、その積み重ねによって「なりたい自分を形成する」ことができる。

つまり「今の自分がやりたいかどうか」ではなく、「自分がどうありたいか」、その方向に引っ張るための一手段が「習慣」である、ということ。

今のやり方や過ごし方に違和感があるから、今の行動を修正して新たな習慣を作る、という風に、起点を「今」にしても、結果的には「なりたい自分」に行き着けるのかもしれない。

けれど、それはあくまでも結果論。
もしかしたら行き着く先は全く違う場所になってしまう可能性だってあるし、最初から意図してそこに行くのと達成感や自己肯定感は大きく異なるでしょう。

だったら、きちんと「なりたい自分」を意識して、一度実験してみたい!

習慣をデザインしよう

そこで、今日も今日とて、マインドマップで整理してみることに。

まずはどんな自分になったらうれしいかを書き出し。(赤い枝)

そのキーワードを新たなブランチ(枝)にしながら、「ならば、具体的に日々どんな行動がとれそうか?」「その行動をどんなタイミングでどれくらい行うか?」をチャンクダウンしていきました。


結果、出てきた習慣は14個。

すべてを毎日覚えていられるかは自信が持てない量ですが……意外とできるのかもしれないし、あるいはリストにするまでもなく、既に習慣づいているものもあるかもしれない。
まずは今週1週間やってみて、来週以降スタートする「習慣化チャレンジ」では必要に応じてリストを精査しながら参加してみたいと思います!

同じリストでも、気持ちが違う!

「習慣のデザイン」を意識してみて生まれたこのリスト。
実は、デザインを意識する前の項目と、かなりかぶっているのです。

それでも、「何のためにやっているのか?」「これが本当に自分を好きになることにつながるのか?」という問いに対し、確信をもって説明できるようになったのは、大きな違いだと感じています。

リストに○×をつけるだけではなく、変化に敏感に、振り返りも大事にしながら。
このデザインがどう自分に働くか、引き続き検証したいと思います!

※中盤でご紹介したこの本は本当に名著でした!
 習慣について真剣に向き合いたい方に、ぜひおすすめします。

2021年12月、WordPressでWEBサイト「じぶん実験室」を立ち上げましたが、2023年6月より、noteにお引越しを始めました。
2021年12月~2023年6月の記事は、WEBサイトに掲載していたコンテンツをそのまま移行したものです。

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