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二十四節気~啓蟄、春分~



▪3月の流れ

2024年は3月5日からが啓蟄(けいちつ)、3月20日からが春分

啓蟄は太陽うお座期間の後半にあたり
春分は太陽おひつじ座期間の前半となります。
西洋占星術ではおひつじ座が12星座のトップバッターであるため、春分が1年の始まりと言われています。

2024年3月の数秘は2[繋がり、共感]、11[動揺、ひらめき]。
3月はお別れ・卒業シーズンですが、数秘でみるといつも以上に感情が大きく揺れる期間ではないかと考えられます。

▪啓蟄(けいちつ)

啓蟄の「啓」は開く、「蟄」は、じぃーっとしているを意味する執という字と、虫が組み合わさっていて、(虫が地中に)隠れる、閉じこもるという意味があります。冬の間地中にじっと隠れていた虫たちが、春の陽気を感じて顔を出すことを表しています。

第7候 3/5~9 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
第8候 3/10~14 桃始笑(ももはじめてさく)
第9候 3/15~19 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

この時期は、これまで対処せずそのままにしておいた問題が公になったり、新年度に向けてあたためてきたお知らせを開示したりというのが、起こりやすいと言われています。啓蟄の意味を知ってから、ずっと明かされなかった事柄が(ついに)顔を出して、次の扉が開く…感情が一番揺さぶられるドラマの最終話を連想するようになりました。星よみを知っている私個人としては、12星座の最後のうお座のさらに後半度数の意味とリンクしてしまいます。

そこから連想されるのか?「虫の知らせ」という言葉も浮かんできたりして(「虫の知らせ」はあまりいい意味では使われませんが)、言葉の例えと季節と人間の動きって、本当におもしろいなと思いました。

これと数秘11をあわせて考えると、この3月は大きなニュースが飛び込んでくるのかもしれませんね。

▪春分

春分とは、陰から陽へエネルギーが切り替わるタイミング。陽のエネルギーがじわじわ高まり、七十二候では、春の暖かさや動きがあるような内容で表されています。

第10候 3/20~24 雀始巣(すずめはじめてすくう)
第11候 3/25~29 桜始開(さくらはじめてひらく)
第12候 3/30~4/3 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

▪この期間の体調面

春は上に上に伸びようとするエネルギーが大きくなり、感情が高まりやすく、上半身に不調が出やすくなります。頭痛やのぼせ、顔の吹き出物、目のトラブルなど。花粉症も目と鼻ですね。

腰痛が起こりやすいのもこの時期の特徴で、冬の間縮こまっていた筋肉を急に動かして症状が出てしまうようです。全身のめぐりをよくすることがおすすめです。

また、気が高まりやすい分、落ち込みも大きくなると言われています。この期間は、陽のエネルギーに切り替わったと言えど「ここから本格的に陽のモードへ入るよ」にすぎず、「春の暖かさにのんびり身体を伸ばしていきません?」ぐらいの緩さがあります。年度末は何かと忙しく、身体に負担がかかりやすいので、周りのスピードにのまれず、「自分は自分、他人は他人」と捉えてお過ごしください!

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