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【超意訳&ザックリ】21世紀の資本/トマ・ピケティ

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約10年前
この公式で一躍有名になった
「21世紀の資本 / トマ・ピケティ著」

700ページ以上あり、6000円以上もする
この経済書は、経済書としては当時異例の売れ方をした。

しかし、難解な本だった。

ということで、
敢えて今回
自分用にまとめておこうと思いました。

誰かのお役に立てたら幸いです。

資本収益率(return) > 経済成長率(growth)

は、理論でなく歴史が示す事実。
過去に蓄積された富は、
労働で得る富より成長が早い。

富める者は、ますます富む。
ということ。

「国の成長率は、年率3~4%はあるべき」という議論があるが、
富有国の経済成長率は本来年率1~1.5%がいいところだ。

この300年間、世界の経済成長率は年平均で1.6%に過ぎず、
そのうち半分が、人口が増加して労働者が増えたことのおかげ。
技術の進歩によって生じた経済成長率は、
わずか0.8%しかないという。

とはいえ、
年率1%ベースで成長していけば、
30年で50%以上の累積成長率が実現される。

割合は小さくても、
成長し続ければのちのち大きな成長につながる。

いまだに、経済政策はかなりの高成長を想定してばかり。
これでは、蓄積した富を持つ人と、
持たない人で格差が拡大する。

高成長だけに頼らない政策が必要だ
というのがピケティの考えだ。

資本収益率(r)年率4~5% > 経済成長率年率0.5~1%(g)

歴史的に経済成長率が資本収益率を上回った事実はない。
これは、理論的必然ではない。歴史的事実なのだ。

経済成長率
発展すればするほど低くなりやすく、1%程度で安定する。

資本収益率
技術的心理的、社会的、文化的要因から、約4~5%で安定しやすい。

だから、格差は拡大しつづける。
「自然の力」に任せても格差は縮まらない。
資本累進課税など世界各国で強調して、
格差を抑制する政策をとる必要がある。

いつまでも「どこかに所属して」「誰かのもの」でいることで
安心を求めるのではなく。
格差を飛び越えるには自分で行動を起こすしかない。

諦めるのではなく、自分で考えよう。
自分でできることを。
自分なりの資本と労働のバランスの構築する。
そして自分が成長をしつづけるための方法を。
割合は小さくても、成長し続ければ
のちのち大きな成長につながるのだから。

ピケティが言いたかったのは
自分で考えろ、そして行動せよ。
じゃなきゃ貧乏のままだ。

ってことなのかも知れないですね。

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