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仕事を休んで学びたい―サバティカル休暇、日本では?
会社員の皆さんは、日ごろの業務から離れて、心機一転したいと思うことはないだろうか。
私は毎日そう感じている、笑。
仕事もマンネリ化し、新しいことにチャレンジしたい気持ちは年々強まっている。
とはいえ、日本の組織に属している以上、そう簡単に逃げ出すわけにはいかない。
そんな時に、日本でもサバティカル休暇(sabbatical leave)が普及すればいいのに、と心底思う。
サバティカル休暇とは、職場の業務から離れ、自己啓発やスキルアップ、リフレッシュを目的とした長期休暇のこと。
一定の勤続年数をクリアすれば、社員は数ヵ月から1年程度の休暇を取得できる制度で、アメリカではバンク・オブ・アメリカやアドビなどが導入している。
日本企業では、介護休暇や男性の育児休暇は推進されているものの、サバティカル休暇はまだ珍しい。ANAホールディングスなど一部の企業では取り入れているけど、広がるまで時間がかかりそうだ。
やはり「個」よりも「組織」が優先され、社員が長期間抜けることで業務が滞るという事態は、企業として避けたいのが本音だろう。
それでも、リスキリングの重要性が叫ばれている今、日ごろの業務から離れて自己研鑽を積みたいと思う人は多いはずだ。
人材情報サービスのアトラエは2018年から一定期間働いた社員に1ヵ月の有給休暇を付与する制度を導入しているようだ。2023年には、その休暇が「会社の役に立つ学び直し」であれば半年まで延長できるように拡充したとある(日経新聞2023年12月30日付)。
羨ましい。
私がサバティカル休暇を取れたら何をするだろう。
海外でのボランティアも人間力を高めてくれそうだけど、今はスペイン語をかじっているので、1ヵ月スペインに留学し、その後は欧州を練り歩きたい。
この場合、企業にとってどんなメリットがあるかは微妙だけど、異文化に触れることで視野は広がるし、経験が何かしら仕事にも活かせるはず…と思いたい。
せめて、感じたままにnoteに投稿し、読んでくれる皆さんにもその体験を共有できたらいいな。
これ以上語ると願望を語り続けてしまいそうなので、今日はここでやめたい。