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「今日と昨日の夕飯は」


 昨日の夕飯である。
 
 ここによく夕食のことやスーパーへの買い物、和牛専門店のことなどを書いている。
 
 わたしは、根っから食べることがづき何だろう。
 
 食通ではない。
 220円のコンビーフはおいしく感じるし、280円のイワシのトマト煮の缶詰は美味であると思っている。
 
 ここのところ、妻が夕飯を倹約しようとしている。
 
 わたしからすれば、住宅ローンを初めとする借金が大きすぎ食材の倹約などは、焼け石に水であり、生活保護に陥る前においしいものを食べておきたいというのが本心である。
 
 昨日の夕飯は、みじめであった。
 
 かつ一枚に業務用のコメ、それとわずかな量のお飾り程度の野菜サラダである。一応、気を使ってもらい大好きな220円のコンビーフはあるが、全体として、パッとした夕食ではない。かつは小さくて薄い。ナイフとホークがなくても箸で口に運びかみ切れた。口に入れた瞬間に、かつの味があるうちに口の中へ業務用のコメを放り込む。
 
 こんなので夕食を食べたと言えるのだろうか。
 
 大好きなコンビーフは、書斎に持っていき、集中してじっくりと味わう。
 
 そして、今、今日の夕食を迎えようとしている。
 
 おひるは、ミソ・らーめんであったが、お店の人がニラを入れるのを忘れていると来ている。最悪であった。
 
 今晩食べたいものは、エビフライ・カツ・野菜が入っているお弁当とお鮨の握り、ソラマメ、とうもろこし、カップラーメンで大きな器にはいっているドンベェ、ポテトチップス、チーズ、コーラである。おっと、コンビーフを忘れていた。わたしは、血糖値が上がると悪いのでご飯は食べない。だから、お弁当で丁度良いのである。

 これだけのものをスーパーのカゴにいれると妻がこれ見よがしに、わたしを見習いなさいという雰囲気で、280円の天ぷらの盛り合わせの一番安いものを買い、お米は家にあるから炊くからいいわ、という。
 
 比べてみると妻の方がすごい倹約だ。
 
 多分、こうなるに決まっている。
 
 いやだ、いやだ・・・・
 食べ物ぐらい自由にさせて欲しい。料亭やホテルの一流レストランへいくわけではない。


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