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「塾のプロの実力は」
塾へ行ったからといって成績が上がるわけではない。
いろいろな理由が考えられるだろう。
親の先走りで親に言われたから来ているという人は、本当は勉強が嫌いな人が多いので、上がらない。途中で辞めていくひと、消えていく人がいる。
親と相談してきたという人は、本人がやるきがあり、成績を上げたいという目標があるので、なかなかやる気があり、面倒みがいがあるというのもである。生徒の自主的な意欲できている場合があるが、よく知ると友人が塾へ行ったから自分も話題から仲間外れにならないように来るとか、よく見ないとわからない。塾は、月謝が発生するので、やはり、事前に塾に来る前に親子で本当にやる気があるのか相談されてくるのが良い。
例えば、国語が分からなかったとしよう。
小学校6年生の国語が分かりませんとは、親は自分のプライドがあり言えないようだ。しかし、実際に問題は、複雑でいろいろな問題が多岐にならんでいる。
語彙の問題
接続詞の問題
指示語の問題
選択肢問題
書き抜き問題
記述問題、
国文法
文学史
俳句の問題
短歌の問題
慣用句
二字熟語
四字熟語
と、これだけの問題が、
説明文
論説文
物語文
小説文
随筆文
紀行文
から出題され、持ち時間は、たったの50分である。
これは、ごく普通の親が解けない分量だ。
親は、普段、読書をしているだろう。
しかし、読書することと問題点を解くことは違うのである。
そこで、塾のプロ講師が、解き方をやさしく丁寧に教えるのである。
年度別によって出る、出題系傾向が異なったりするのでプロも大変である。
ここでわたしがいいたいのは、上記に書いた問題は、小6ではあるけれど訓練を受けてはいない親には難しいので、素直にわれわれには、月謝の支払いや家での健康管理しかできませんので、よろしくお願いいたしますと言えばいいのである。
高学歴で一流校の親ほど無駄なプライドが邪魔をし、素直にそういえないのである。
東京大学医学部准教授は、そういうことをすべて悟りきっているので余計なことは何も言わない。
プライドが高く認められない親がなにをいうかというと、
・大手塾の教材ややってほしい問題をやっていただけますか?
・何年ここの塾はやっていますか?
・うちの子は絶対に入れそうですか?
・他の子と比べてどうですか?
・宿題をやってもらえますか?
と、その場をとりつくろうようなことばかりである。
できないのでよろしくお願いいたします、でいいのである。
プロは、すべてを見切って知っている。
信頼関係を作るようにして頂きたいと思う。