「中学受験/国語はどう勉強するか?」
国語の勉強法!
よく国語は何をどのように勉強してよいか?分からないという声を聞きく。
まず、中学受験に出題される「問題文の種類」から理解しよう。
①「論説・説明文」
②「物語・小説文」
③「随筆文」
④「紀行文」
⑤「詩歌」
⑥「漢字の読み書き」
⑦「言葉の知識」
⑧「慣用句・ことわざ」
です。
上記の⓵ ② ③はよく出題される。
⑥ ⑦ ⑧は、考えるというより「覚えること」だ。
まず、⓵の「論説・説明文」は、読解の基礎である。
「論理的思考能力」を養う問題だ。
読解法は?
問題文中に使われている、
1.接続詞の用法
2.指示語の用法
3.段落の構成の把握 をまずしょう!
これらをしっかり理解することが、よりよい読解へとつながる。
読解の目標:筆者は何をいいたかったのか?(=論旨・要旨・要点・まとめ・結論)を理解すること。
そのために、「筆者はどういうこと」を言おうとしているのか?
これは、具体れやなるべく具体的に書かれているところを探す。
実践:実際の問題文では、上記のことはどのように書かれているか、
文章の最初に書いた結論を述べ、その理由を書き、最後に詳細に述べる場合。
① 「~である」と取り合えず「意見・主張・結論」が来る→なぜならば~例えば~→ここまでの「まとめ」→詳細に説得力のある「結論・要旨・まとめ」をもってくる。
② 文章の最初に、~ではないだろうか?と「問題提起」になっている場合。
「問題提起」~か?→「まとめ(わたしならこう考えると筆者の考えが書いてある)」→なぜなら~→たとえば(具体例)~→ 「ここまでのまとめ」→最初の「問題提起の結論」を「まとめ」としてもってくる。
ここで理解して欲しいのは、たとえばの後には、具体例が来て、そこから話はだんだんと具体的な話題になり、そのことが、最終的な筆者の結論と結びつくということだ。
問題文を見ながら、今、わたしが上記に書いた図式に当てはめて問題文に印をつけて再確認して欲しい。
これが、できるかできないかで、問題文を深く読み込んでいるかどうかの違いが出る。