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自分のために1人クリスマスパーティー

「うわぁ、今年のクリスマスはリアルに1人ぼっちだ」

毎月末ドキドキしながらシフト表を開くけど12月は特に緊張しながら指で日付を追っていく。

26歳、初めての「くりぼっち」。

12/24に限ってなぜ「休」にされていたんだろう、
平日だし働いて、その分土日休みにしてほしかったのが本音。師長さん…やってくれるじゃん…。


26歳彼氏なし一人暮らしのクリスマス

クリスマスだと思うから寂しいんだよ、普通の日だと思えばいいじゃん、と同期に励まされる(笑)
確かに平日だしそう思えばいい。
無理にクリスマスにしなくてもいい。
でも、年に1度の特別な日。
幼い頃のようなドキドキや待ち遠しさはないけれど、家族や友達と過ごすあったかい時間、おいしい料理、プレゼント。
26年間重ねてきた1年の大切な思い出なんだ、
クリスマスがない1年なんてやっぱり寂しいな。


自分のための1人クリスマスを決行する


もうどうせ1人なんだ、1人を楽しもうじゃないかと奮い立たされて、まずは料理とケーキのレシピをひたすら検索。

今までパーティーは誰かとするものだった。誰かのために作った。行事ごとは誰かがいなきゃダメだという思いが強かった。

一人暮らしを始めて、全部全部自分のためにする習慣が少しずつついてきた。
そんな今ならできる、そう思って自分のためだけのクリスマスパーティーをしたくなった。わくわくしてきた。

〜menu〜
グリルチキン
柿とモッツァレラチーズのサラダ
ベーグル
かぼちゃスープ
苺のオペラケーキ

専門店で買うお肉、普段あまり買わないモッツァレラチーズ、まだちょっとお高めのいちごで作ったオペラケーキ。
準備から食べる瞬間まで、1人ぼっちのクリスマスだなんてどうでもいいくらい夢中だった。
とにかく楽しむことに熱中していた。

ラズベリーソースの酸味が生クリームの
甘さを引き立ててくれました

街に出ればクリマスマス一色のこの季節、クリスマスには冬の寒さから感じる辛さや寂しさを吹き飛ばしてくれるような温かみがある。

それぞれに合った楽しみの仕方がある

1人だっていいじゃん?それぞれのクリスマスの形を味わえばいいと思う。楽しみ方も過ごし方もそれぞれ。意味のない時間なんてない。人と比べる必要なんてない。

だからこの先も、1人だろうが、仕事だろうが、辛いことがあろうが、自分自身が楽しめるようにイベントごとは自分の形で味わっていきたいと思う。全ては自分のために。

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