- 運営しているクリエイター
#バイアウト
日本でスタートアップM&A、出資・協業実績がある主な事業会社・CVC/VCリスト
最新版はこちらです。
https://note.com/ncorn/n/n2d6b8d8f76a8
(2022年9月更新)
主なVCといえばJAFCO, SBI, NIF, JAIC, Globisなど5社前後を指していた頃から飛躍的に増えたとは思っていたが、改めて数えてみて、合計500社以上、CVCだけでも400社以上、VCだけでも100社以上あります。
最近では、Web3特化ファンド、セ
スタートアップM&Aの規模化と質の向上(その1)
自分のスタートアップ・ファイナンス分野でのキャリアの初期において印象的だったスタートアップM&Aは、2008年10月頃に在籍していた日系大手VCにて、米系大手VCなども投資していた中国のとあるテクノロジー業界で、M&Aを繰り返しながら業界3位以内まで上り詰めたスタートアップ(創業者は中国の女性起業家でハーバードMBA卒)でした。
最終的には100億円超で同業に買収されたのですが、その直前に10億
スタートアップM&Aの規模化と質の向上、事例から考察(その4)「買収手法の多様化〜ステップアップとアーンアウト編〜」
スタートアップM&Aの規模化と質の向上について、前回は、スタートアップM&Aの規模化と質の向上、事例から考察(その3)「買い手の多様化」について記事にしました。
今回は、スタートアップM&Aならではの目線で、近年「買収手法の多様化」のうち、ステップアップとアーンアウトについて事例などから考察してみます。
なお、起業家目線では、売却手法の多様化、とも言えますので、本記事においては、読み手それぞれ
スタートアップM&Aの規模化と質の向上、事例から考察(その3)「買い手の多様化」
スタートアップM&Aの規模化と質の向上について、前回は、スタートアップM&Aの規模化と質の向上を、事例から考察(その2)としてPaidy(PayPal)以外の様々な事例をご紹介しました。
今回は、近年少しずつ進んできた「買い手の多様化」について事例などから考察してみます。
従来は、日本のスタートアップを規模感ある金額で買収するのはヤフーやKDDIくらい、と言われてきましたが、近年、ようやく買い
「財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり」
明治〜昭和初期の後藤新平の言葉をヒントに、人を育てることとM&Aを含めた経営のバトンタッチについて考えてみました。
金儲けありきよりも、人を育てていく重要性などを説く文脈で多方面で引用されている名言です。
(後藤新平の詳細については様々な専門家による研究・文献などがありここでは割愛しますが、“謀反人の子”と蔑まれる逆境からスタートしながらも明治〜昭和初期にかけて医師・官僚・政治家として