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中・高校生で『自分の性別がわからなくなった時』に知っておきたい4つのこと #pride_week

小学校高学年から高校生くらいになると、「彼氏(彼女)いないの?」と聞かれたり「女子力ないなw」と揶揄されたりすることもあるでしょう。男子・女子でグループがわかれ、立ち振舞やファッションにも男女の性役割を押し付けるシーンも多く見聞きすることがあると思います。

でも、それらは決して『普通のこと』ではありません。今回は、性自認やジェンダーについてご紹介します。


性自認は揺らぐもの

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「自分が男(女)であるか」という意識を『性自認』といいます。性自認は、生まれたときの身体性に関わらず、揺らぐこともあります。

ただし、多くの人は子どもの頃から、「男の子(女の子)らしさ」を押し付けられて成長していく過程で、性自認が形成されていきます。そのため、性自認は自ら獲得したものというより、周囲の環境の影響が大きいのです。

性自認が生まれ持った身体性と異なっていたり、または「性別がないと感じる」「男・女どちらでもあると感じる」と感じたりするも、往々にして起こることです。


「〜らしさ」を押し付ける『ジェンダー規範』

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多くの人の性自認と身体性が一致したと思い込みながら、成長していくのは日本にある、「〜らしさ」を押し付けが要因です。この「男の子(女の子)らしさ」の押し付けのことを『ジェンダー規範』といいます。

●ランドセルの色やデザイン
例:男の子は強そうでシンプルなデザイン、女の子は刺繍やハートモチーフのデザイン など
●洋服、スニーカーなどのファッション
例:男の子の服は暗い色味が多く、女の子の服はフリルがついている など
●スポーツや習い事
例:男の子はサッカーや野球、女の子はピアノ など

また、「男の子は、女の子に優しく」といった立ち振舞にまで言及されることもあります。多くの人はジェンダー規範の押し付けも影響し、性自認を獲得します。


世の中は男・女だけじゃないから『ジェンダー』

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日本では『性別』という単語の性質上、男・女しか存在しないとされています。しかし、自分自身がどのような性で行きたいか、どんなファッションをするかは他人に決められることではありません。

・男(女)として生まれ男(女)として生きる
・男(女)として生まれ女(男)として生きる
・両性として生きる
・中世として生きる
・ジェンダーに関係なく好きな服で性表現をする…

この他にもさまざまなジェンダーがあります。恋愛対象のあるなしや、好きになる性などによっても名称が変わることがあります。大切なのは名称やジェンダーのカテゴリではなく、あなたにとって心地よい状態がなにかを知ることです。


みんな悩んでいても声に出しづらい

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ジェンダーやセクシャルに関する悩みは、友達や先生には相談しづらいものです。ましてや家族に相談できる人は多くないでしょう。そのため、同じような悩みを抱えている人はいても、表面的に見えないのが実情です。

自分のジェンダーやセクシャルに疑問を持ったとき、それが『正しい』『間違っている』ということはありません。個別でも、専門知識のある人に相談することが大切です。


●LINEでも相談できる『にじいろtalk- talk』

『にじいろtalk- talk』では、ジェンダーのことや恋愛についてなどをLINEで気軽に相談できます。LINEでの相談がメインなので、家族や友達にバレたり知られたりすることがないのでハードルがぐっと低くなります。

●それぞれの悩みをシェアできる『Lavel X』

『Lavel X』はXジェンダーなどを中心とした自助団体です。ジェンダーというラベルにとらわれずに、悩みをシェアしたりジェンダーやセクシャリティについて学んだりすることができます。



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