【3】ミャンマーで暑さとたたかう女
みなさまこんにちは。ジャパンハート・ミャンマー口唇口蓋裂総合治療プロジェクトの岸直子です。残暑厳しい日本でいかがお過ごしでしょうか。今回もたたかう女シリーズをお届けいたします。
ヤンゴン、現在は雨季ですのでアツアツではないのですが、暑季(3月〜5月)はそれはそれはもう暑いのです。しかも日本のように冷房がどこもかしこも効いているという訳にはいきませんので、暑さ対策をしないといけないのです。停電もありますしね。
まず初めに私が購入したのはうちわです。どうせ買うなら現地っぽいものでおしゃれなものがいいなぁ、ということでこちらを買いました。
店先で見て一目惚れ!即購入しました。しかしお店の人はなぜか私をまじまじと見ながら不思議顔。日本人珍しいかな?まぁいいやと思い帰宅するとスタッフの1人が「それお坊さんが使うヤツ」と。なるほど、確かにお寺の近くにあるお店だったし仏教関連グッズも売っていたからなぁ。
いざ使ってみると意外と重い。数分あおぐだけならいいが、停電の間ずっとあおぐのはかなりの労力が必要で余計暑くなっちゃう。こりゃしまった。しかしインテリアとしては良き。原料はヤシ科のビロウです。
やはり使いやすいヤツじゃないといけないよね。次に買ったのはこちら。ヤシの葉の繊維でできている。かわいいし、なんといっても軽い!持ち手のカラーバリエーションも豊富にある。ちょっと大きめのカバンであればすっぽり収まるサイズです。
うちわは短時間仕様にはいいけど、やはり数時間の停電中ずっとあおぎ続けるのは正直しんどい。ここはいっちょ文明の力に頼るしかないな。ということで購入したのがこちら。充電式扇風機(ミニ・置き型)。
1回の充電で最長4〜5時間もつ(岸調べ)。風速は3段階。しかもリングライトつき!これ使って動画配信しちゃう!?なんならYoutuberになっちゃう?はい、調子にのりましたすみません。誰か私を思いっきり叱ってください。
ちなみにこちらは停電が多いので充電式扇風機の種類が豊富!色、形状、サイズ、ライト有り・無し、などなど。
扇風機は体へのあて方も大事。仕事中は座位ですが床に置いて下から風を当てると全身が涼しくなる。ついつい顔に直接あてがちですが、肌がバッキバキに乾燥するので送風は足元からやってみてくださいね!。
あとは濡れタオルも合わせ技でGood!!昔、父がサウジアラビアに仕事で行っていた際、40℃超えになったことがあったという。その時は裸(La)になり濡れバスタオルを全身に乗せて眠りについたそう。流石に私はLaにはなりませんが、薄着になり手ぬぐいを体に巻きつけ風を当てると更に涼しくなり、まさにSo Cool!!!
そして私の新発見を一つご紹介。うちわも扇風機もなかったとき、最初はじーっとして耐え忍んでいたのですが、あること気づきました。それは時速0.54kmくらいの速度で極力エネルギーを使わずゆっくり歩くと風が自分の体の周りに風が発生し、ちょっと涼しくなるのです。まさに風をきる私、すごい!人生と同じでじっとしているより、遅くてもゆっくりと歩き続けた方が良いことが起きるんですね。何言ってんの私、名言でもなんでもないわ。
こうして岸はあれやこれやと工夫しながら暑季のヤンゴン生活を乗り切ったのでした。こちらのブログではみなさまからの暑さ対策を随時募集しております。コメント欄にメッセージをいただけると嬉しいです!
最後に、ページ先頭に暑さを表現したいが故にお見苦しい写真を掲載しましたことをお許しください。
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