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人生は一本道ではない!【就職アドバイザー紹介‐黒川美佳‐(前編)】

今回、ご紹介するのは、ジェイック入社7年目、関西・中部グループ 就職アドバイザーの黒川美佳(39)。アドバイザーとして主に東海地方の求職者の方の就職相談に日々向き合うかたわら、『再チャレンジサポートチーム』のマネージャーとして、1回の面接会で就職が決まらなかった方へ、面接会以降も引き続き就職が決まるまでのサポートも行っています。自分自身の経験から培われた、黒川の就職支援にかける思いを語ってもらいました!




街の薬局のちいさな看板娘!“仕事”が身近にあった子ども時代


生まれは神奈川県の川崎市で、小さな薬局を経営している家庭で育ちました。薬局のアルバイトのお兄さん、おねえさんがいつも身近にいたので、遊ぶ相手はもっぱら大人。休憩中のお兄さんたちを見つけては工作遊びをしてもらったり、子どものころから大人と関わることが好きな子どもでした。薬局に営業にきた製薬会社の方の接待にもよくついていきました(笑)
 そんな環境もあって、子どものころからいつも仕事が身近にあって、子どもながらに看板を背負っている感覚がありました。自分の家が薬局だっていうことで、『絶対に風邪はひけない…!だって薬局の娘が風邪引いたら、“薬が効かない”ってことになって、売り上げが減ってしまう…!』とか、変な責任感も感じていました(笑)

実家が薬局だったので、もともとは薬剤師になって実家を継ぐ予定でしたが、薬剤師の目標は、大学進学で薬科大学に合格できなかった時点であきらめました。自分なりに一所懸命に受験は頑張ったのですが、これはわたしの努力不足でしたね…(悔)。
理系の大学を卒業後、ソフトウェア開発会社を10年経験して、いまはジェイックの就職アドバイザーとして7年目を迎えます。わたしは、“人への関心”がとても強いタイプだと思っています。特に、何か心に大小の孤独感を抱えている方や、コミュニティになじみにくい方に対しての関心です。いまそれが就職アドバイザーの仕事にもつながっているのですが、自分の人生を改めてふり返ると、そこに関心を持つようになった出来事が大きく2つあったと感じています。


初めて実感した孤独をきっかけに、人に関心を持つように。


1つ目は、中学生の時のこと。こういう経験はみなさんもよくある話だと思うのですが、クラスの中で仲の良かった友達から急に無視されるという時期がありました。特に理由もわからず、『なぜ!?』の繰り返し。クラスの中だけの出来事だったので、部活のメンバーとは仲良しで、クラスの中にも心配してくれる人もいたけれど、なんだかその人たちに申し訳ない気持ちだったり、親に迷惑をかけたくない気持ちだったりがない交ぜになって…。無視されている半年間は、誰にも相談しづらくて、初めて強い孤独を感じました。コミュニティから外れること、誰にも相談できないことがこんなに辛いんだなって…。

社会人1社目で経験した、採用と育成の難しさ。


もう1つの出来事は、社会人1社目で採用と育成の担当をしていたときのことです。ソフトウェア開発の採用業務だったので、メインはプログラミングなどを任せられる社員を採用すること。技術者はスキルだけでなく、システムを構築するまでの過程で、人との円滑なコミュニケーション能力も求められるため、どちらの能力もバランス良くある方を採用したいのですが、当たり前ですが、どちらも長けている人はそう多くいません。スキルの有無を判断するために書類選考の基準がとても厳しいことに加え、採用したあとに、足りていない部分を育てていく必要もあった中で、会社でコミュニケーション能力を育てることの難しさ、会社側の選考基準や教育体制を変えることの難しさを痛感する日々でした。

技術職の現場は職人かたぎで、“背中で覚えてもらおう”みたいな雰囲気もあるので、育成は全社を巻き込んだ取り組みが必要!と思い、社内でリーダーシップ力を発揮するために、外部のリーダーシップ研修(2日で6万円)に自腹で参加して研鑽をつみました。ほとんどの受講生は会社からお金を出してもらってきているのですが、わたしは自腹ということもあって必死に学びました(笑)
学んだことを生かして、全社で月に1回、『職場をよくするためのMTG』なる機会を作って、全社を巻き込んだ職場集会を開催するなどできる限りの努力はしましたが、抜本的な解決までには結びつきませんでした。
 

『人生は一本道ではない』 人生の点と点がつながった、就職アドバイザーの道へ。


そんな日々を過ごす中で、自分の中で、もっと直接的に、働くことに対して少し課題を抱えている人や、社員も会社も不幸にしてしまう採用のミスマッチの課題の改善に関われる仕事についてみたいと、心のかたすみで思うようになっていました。当時、知り合いにも『人生は1本道ではないし、他の道も模索してみたら』とアドバイスをもらい、エージェント経由で様々な求人の紹介を受けた中、ジェイックの事業に強く心惹かれました。ジェイックのみ応募して、3次面接を経て内定を頂き、社会人10年目で就職アドバイザーとして転職することを決意しました。

ジェイックへの転職は、『自分の人生の点と点がつながった出会い』という感覚でした。正社員経験がないこと、大学を中退した経験でなかなか書類選考に通過しない方への支援だったり、やっぱり、その人の成長や可能性に光をあててチャンスを作り出すという事業が、自分がそれまでに感じてきた、“人への関心”にぴったりあてはまったんです。


後半では、黒川のジェイックの就職アドバイザーとしての日々、
いま就活に悩んでいる方へのメッセージなどをお届けします!


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