iPhone 12miniとMagsafe Battery Pack(マグセーフバッテリーパック)レビュー①
久々のガジェットレビューです。
iPhone 12miniと、
主にMagsafe Batttery Pack(MagSafeバッテリーパック)についてのレビューです。
1.iPhone 12 mini
iPhone 12miniを購入したのは2021年1月。
最新iPhone 13シリーズ発売は2021年9月〜
iPhone 12mini 128GB ブルー Apple Care+ ¥74,800(税別)(購入時)
手に持ったサイズ感、重量ともに気に入っています。
その他、
・カメラ性能
・ディスプレイ性能
も以前のiPhone Xから確実に進化しているのがわかります。
ただし、唯一最大のデメリット。
・バッテリー持ち(持続時間)が悪すぎる。
このデメリットをクリアするために購入したのが、
Magsafe Battery Packです。
2.Magsafe Battery Packとは?
以下Apple公式ページの説明
概要
MagSafeバッテリーパックの取りつけは一瞬。
コンパクトで、直感的に使えるデザインなので、外出中の充電も簡単です。iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 13、iPhone 13 Proの完璧な位置に磁力でピタッと装着できるので、安全で信頼性の高いワイヤレス充電ができます。
自動的に充電が始まるため、オンとオフの切り替えは不要。
クレジットカードやキーフォブにも干渉しません。
MacBookに同梱されているような27W以上の充電器と組み合わせると、MagSafeバッテリーパックによる充電がさらに高速になります。
Lightningケーブルを接続すれば、最大15Wの充電ができるワイヤレス充電器としても使えます。
推奨:
– 20W以上のUSB-C電源アダプタとUSB-C - Lightningケーブル(別売り)
3.iPhone 11シリーズSmart Battery Caseの進化型
わかりやすいのは、
2年前のモデルiPhone 11シリーズのアクセサリ製品として、
『Smart Battery Case』というのがありました。
iPhone 11用のシリコンケースの背中にQi充電器がついています。
このQi充電器が充電されていれば、このケースをつけている間、
iPhone 11が電気の供給を受け続ける。
これによりバッテリー駆動時間が最大50%長くできるという製品。
iPhone 12以降はMagsefeという規格が搭載されたので、
上のMagsafe Battery Packに進化した。
4.Magsafeという規格
Apple独自の規格Magsafeの詳細と歴史はこちら。
2006年に登場したMagsafeという概念。
要するにイメージとしては、『電気ポット』の多くで採用されている電源コードの接続と同様に、
磁力によって接続する点が主な特徴。
初めはMacBookシリーズの電源アダプタコードの本体接続部分を、磁力にした規格。
2015年以降MacBookシリーズの電源コネクタはUSB-PD(USB-C利用)へと移行した。
※MacBookシリーズの消費電力増加に合わせ、急速充電に対応するための廃止と思われます。
これにより、Magsafe規格は一旦姿を消した。
2020年 iPhone 12シリーズより、
Magsafeという規格及び、呼び方が復活。
2021年 MagSafe 3を搭載したMacBook Pro 14/16インチモデルが発表された。
USB-C - MagSafe 3ケーブルが付属し、最大140W USB-C電源アダプタ(USB-PD 3.1のEPR規格)での給電に対応する。
5.iPhone向けMagsafeについて
・MacBookシリーズMagsafe
・iPhone版Magsafe
同じ『Magsafe』という呼び名で統一していますが、大きく異なる部分があります。
2020年10月14日(日本時間)Appleイベント
iPhone 12、iPhone 12 ProシリーズにMagSafeが搭載されることが発表された。
名称は同じだが、共通点としては、
『磁力を利用する』くらいしかない。
MacBook版とiPhone版の大きな違い
・iPhone版はNFCを利用すること(iPhone本体の背面には何層もの仕掛けが重なっていて、その中にNFCアンテナなどが入っている)
・iPhone版はワイヤレス充電で、接点がない(MacBook版と違って、iPhone版は充電器との間にケースなどがあって(直接くっついてなくても)充電できる)
など大きく異なる。
iPhone版Magsafeの特徴
最大15Wの電力を提供し、最大7.5Wの電力でオープンQi標準と下位互換性がある。
そのため、AndroidスマートフォンでもQiに対応している場合MagSafe充電器を使ってのワイヤレス充電が可能である。
MagSafeにより、カードホルダーやケースなどの非充電器アクセサリを統合されたNFCループを介して通信することもできる。
6.なぜMagsafe Battery Packを購入しようと思ったか?
『なぜMagSafe Battery Packを購入しようと思ったか?』
1.でも書いたように『iPhone 12miniはバッテリー持ちが悪すぎる』からです。
iPhone 12シリーズバッテリー容量
・iPhone 12 Pro Max:3,687mAh
・iPhone 12 Pro:2,815mAh
・iPhone 12:2,815mAh
・iPhone 12 mini:2,227mAh
・バッテリー駆動時間(ビデオの再生時間)比較表
※このグラフはあくまで一つの指標です。
iPhone 12シリーズの中でも12 miniが一番バッテリー駆動時間が短い。
iPhone 12Pro Maxと比較すると、5時間も駆動時間が短い。
それでもこのグラフで見ると、12 miniであっても、結構長持ちするように見えますが、
実際のiPhoneの使用方法はもっと複雑です。(グラフは動画を再生し続けただけ)
実際、日常での使用環境は、Wifiだったり4G、5G(こちらはまだ全然普及していない)と、大きく変化します。
そしてバッテリーは当然劣化していく。
【実際どう?】iPhone 12 miniのバッテリー持ちを丸1日使って何%残るか検証してみた。
こちらの『ワタナベカズマサ』さんの動画では、
AM 9:00~PM 21:00まで(おおよそ)の外出時間でどれほどバッテリーが減るかを検証しています。(当然その間、一切充電をしない)
この動画の結果: 100%フル充電→26%まで減少。
7.モバイルバッテリーの個人的なデメリット
このバッテリー持続時間の悪さを、解消する方法として、
最初はモバイルバッテリーを使用していました。
僕の使用しているMacBook Pro 13インチ Core i5用に使っているモバイルバッテリー。
Apple純正のAC電源アダプタ。
※今は既にApple公式でも扱っていないようですが、実際MacBook Pro 13に実際に付属していたのは、
61W USB-C電源アダプタです。
Appleの純正充電器の規格にはいくつかの種類があり、純正のアダプタであっても、
別の機種の、別の規格のものを利用したり、
社外製のACアダプタの出力が不足していたりすると、
充電されません。
しかしMacBookを持ち歩かない時でも、iPhone 12mini充電用に、このモバイルバッテリーを持ち歩かなくてはならない。
実はそれほど苦にならないのですが、
最近発売されたMagsafe Battery Packの存在を知り、気になっていました。
※この記事は次回に続きます。
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