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英文学の書き出しその6(特別編): プロジェクト・グーテンベルク
こんにちは。こんばんは。
今回で「英文学の書き出し」第六回を迎えましたが、今回はちょっとした特別編ということで英語の書籍ではなく、たくさんの英語の書籍に無料でアクセスできる超便利サイト”Project Gutenberg(プロジェクト・グーテンベルク)”を紹介したいと思います。
Project Guternbergってそもそもどういうサイト?
Project Guternberg は1971年に始まった電子図書館で、著作権切れの書籍を集めてその内容を無料でインターネット上で公開しています。いうなれば「青空文庫」の英語版といえるでしょうか。
掲載されている作品はなんと7万点以上で、近代文学から古代の歴史書まで、有名な作品で著作権が切れているものは大概載っています。
今のところ英文学の書き出しその五まで本の紹介をしてきましたが、その内二回はこのサイトを使わせてもらっています。
Project Guternbergの使い方
サイトの使い方は簡単で、この記事の一番下にあるリンクからアクセスをしていただくと登録なしに好きな作品をいくらでも読んだり、ダウンロードしたりすることができます。アクセスをすると以下のような画面が現れ、好きな本を選択できます。
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例えば一番左にある作品「The haunter of the dark by H. P. Lovecraft」を選んだとすると、以下のように画面が現れ、作品をダウンロードできます。
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かなり見えづらいですが、私が赤線を引いて強調した”Read online(web)”のところをクリックしていただくとネットで簡単に作品が読めてしまいます。
ダウンロードしたい方や、キンドルで読みたい方はこの下にあるリンクのなかで自身の用途に合うものを選んでください。
Project Guternbergを利用する上での注意点
プロジェクトグーテンベルクというサイトは大変便利ですが、一つだけ注意点があります。
それは、このウェブサイトがアメリカのサイトであるため、基本的にはアメリカの著作権法のもとで著作権が切れている作品がアップロードされているということです。著作権の法律は国によって違いますから、アメリカでは著作権切れでも日本では著作権がある、という場合が存在します。例えば、この前紹介した「クマのプーさん」に使われている挿絵などはそうだと思います。ですので、そういう作品を扱う際には十分注意するようにお願いします。
最後に
いかがだったでしょうか?
日本文学が好きな方だと青空文庫を使っている、名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、プロジェクト・グーテンベルクを知っていた方は少数派かもしれません。英文学にもっと触れたい方、英語が好きな方、英語を好きになるきっかけを探している方など、複数の言語でたくさん読書をすると学びが深まりますし、様々な文化に対する理解を深める一助になるかと思うので、ぜひご活用ください。
では、また。
前回↓↓
プロジェクト・グーテンベルク リンク