デザイン思考の「課題定義」について
デザイン思考には5つのフェーズがあるとされています。今回はその2つ目のフェーズである「課題定義」についてみていきたいと思います。
課題定義が変わることについて
いろいろと思考を展開していくといままで見えていなかった部分が見えてきます。そうするとこれまでとは違った形で課題が見えるようになります。“ほんとうの”課題はどこにあるのか。これを追究する姿勢を常に持っておくことが大切です。
視点を変える、つまりリフレーミングができるようになると違った形で課題が見えてきます。リフレーミングとは、いま持っている視点とは別の視点から捉え直すことです。コツとしては大きく3つあって、
①対象を変える:
荷物の動きから人の動きへ、検査からアトラクション体験へ
②事前予防と事後対策で見る:
物事には前・中・後がある。あなたはどこを見るか
③目的の目的を探す:
「なぜ?」と問いかけてみる。ドリルが欲しいわけではないのだ
があります。「要するに」と接続詞を用意して、捉え直してみるとうまくいくかもしれません。