「信頼口座」に信頼を貯めるのが人間関係うまくいくコツ
今日はネタがないので読書感想文です。笑
以前もnoteに少し書いた「7つの習慣」から今日も少し紹介したいと思います。
前回は「主体的」について書きました。
今回は第3の習慣から。
”第3の習慣”の中でも「相手との信頼関係」を「お金を預け入れる銀行口座」に例えて表現したここの話は特に印象深かったです。
▽信頼口座とは
本の中で著者のコヴィー氏はこのように述べています。
さて、”信頼口座に預ける”とはどのようなことなのか。
そして信頼口座に”預けた残高から使う”とはどのようなことなのか。
ここを読んだ時、「相手との信頼関係」を「お金を預け入れる銀行口座」に例えたコヴィー氏は天才か?と思いましたね。笑
なんてクリエイティブ。
コヴィー氏は人間関係にも預け入れをする事が重要だと言っています。
あなたのそばにも
「あの人いつも約束守らないんだよなぁ」
「あの人いつも偉そうで怖いんだよぁ」
「あの人いつも愚痴や陰口言っているから、あまり関わりたくないなぁ」
こんなマイナスイメージがついてる人って身近にいますよね。
きっと、そのような人はあなたとの信頼口座に残高がない状態です。
コヴィー氏はこんな言葉で言っています。
このように書かれており、日常の自分自身の振る舞いが信頼口座の残高に関係していきそうです。
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ここで、誰でもあり得るこんな場面で考えてみました。
例えば、
いつも時間を守らない人(あなたとの信頼口座に残高がない人)
このような人がまた集合時間に間に合わなかったら、「またか」という気持ちとイライラ感情が湧き、”もう次は誘わない”となってしまう事もあると思います。ビジネスシーンだったらこの人との取引は今後しないでしょう。
では、
いつも時間を守っている人(あなたと信頼口座の残高が多い人)
このような人が集合時間に間に合わなかった場合、「仕方ないよ」という許す気持ちになり、一回で信用がなくなるような事はありません。
信頼口座に信頼がたくさん貯まっている人だったら「心配される」事だってあるでしょう。ビジネスでは取引は継続されていきます。
人間関係ではいかに信頼が大事かわかると思います。
また、コヴィー氏は、この世でもっとも親密で、豊かで、楽しく、充実し、満ちた人間関係になるはずの夫婦や家族でさえ、破綻に陥る可能性があり、人間関係が長く続くほど、継続的に信頼を貯めていかなければならないと言っています。
そして一度貯めた信頼残高は会わない間減ることはない。
日常で接する機会が多く、近い人ほど自動的に預入残高はどんどん減ってしまっています。
近くなれば近いほど、信頼を貯めるという行為は疎かになりがちですもんね。
もう一つ、本には書いてないけど大事だなぁと思ったのが、初対面やこれから信頼を作る段階の人との関わり。
初対面の場合は”新規口座”なので残高がゼロの状態です。
もし、初対面で失礼な行為や信頼を失うような事があったら、貯まるどころかマイナスになってしまいますよね。
マイナスからの回復は相当大変だし、最初をプラスにするかマイナスにするかはこの後の関係を考えたら重要です。
ビジネスで考えたら損失です。
ここまででもかなり考えさせられました。
自分と周りとの信頼口座の残高はどうだろうか?
しっかり”貯める”ことも忘れずに接していきたいと思います。
銀行口座に日本円を預けておくより、誰かのためにお金を使って信頼口座に信頼を貯めた方が、将来たくさん戻ってきそうな気がします。
信頼残高を増やす(預け入れる)方法も本には書かれていましたが、今日は長くなりそうなので、6つの信頼残高を増やす行動はまたの機会に書きたいと思います。
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さて、仕事は今日まで。
明日からお盆休みです。
お疲れ様でした。