信頼を預け入れする6つの方法
今日は先日noteの続きです。
この「7つの習慣」からはたくさんの学びを得ています。
先日は”信頼口座”のお話をしました。
さて、今日はその続きの”信頼口座の残高を増やす6つの預け入れ”を紹介していきたいと思います。
「6つの預け入れ」は以下になります。
「相手を理解する」
”相手を理解する”ということは、信頼口座への預け入れの基礎であり、もっとも重要な行動です。
相手を理解できなければ、相手が何を望んでいるか、どのように預け入れをすれば良いかわかりません。
「相手が大切に思っていることを自分も同じように大切にする」ということは重要な視点です。
「小さなことを気遣う」
ちょっとした親切や気配りはとても大切なことです。
小さな親切や気配りがでいる人は相手のことを思っている証拠です。
相手も「自分のことを気にかけてくれている」と感じてくれれば、信頼口座に信頼が貯まっていきます。
親切は次の親切を生み、自分や他者を気持ちよくさせてくれます。
「約束を守る」
約束を守ることは、大きな預け入れです。
逆に約束を破れば大きな引き出しになってしまいます。
約束したことをしっかりと実行し続ければそれは最大な預け入れになります。
「時間を守らない」人はよくいますよね。少しだけならという軽い気持ちを抱いてしまう人は多いのではないでしょうか。少しずつ信頼口座から引き出しをしています。
人生は無限ではありません。相手にとって”時間も大切だ”という気持ちは忘れないよう約束した時間は守っていきましょう。
「期待を明確にする」
役割や目標に対して何を期待しているかを明確にしないと、すれ違いが生じて、信頼残高の低下につながります。
例えば、ゴミ出しの役割を決めたとします。
だけど”ゴミを集積場へ出すだけ”と思っていた当番者と”ゴミ出し当番はゴミ箱からゴミを集める所からやる”というすれ違いが起きていたらどうなるでしょうか。お互いに「そこは相手がやるものだと思っていた」ということが起き、信頼を大きく引き出してしまうことになりかねません。
思いこみからすれ違うことが日常でも多くあり、意外と意識されていないのが「期待を明確にする」かなと思います。
「誠実さを示す」
誠実さはとても重要で、誠実な人は他者から信頼されます。
いくら信頼口座の残高を増やすために努力したとしても、誠実さがなければ口座の残高は増えません。
誠実さとは、自分の言葉に現実を合わせることです。
大事なのはその場にいない人に対しても忠実になると著者は言っています。
例えば、職場で本人がいない所で陰口をよく言う人がいたら、自分も陰でその人に色々言われているのではないかと不安を抱くようになります。
そのような二面性は自分の不誠実さをさらけ出しているのです。
「引き出してしまったときには心から謝る」
信頼口座から引き出してしまったときには、心から謝る事が重要です。
自分の誤りを認め、誠心誠意の謝罪は、大きな預け入れになります。
”心から謝る”はよほど強い人格でなければ、簡単にできるものではないと思います。
それができる人は周りからの信頼も厚い人ではないでしょうか。
これは、どれか一つができていれば良いというわけではありません。
相手を理解していなければ、ちょっとした親切がお節介になる可能性があります。過ちを謝っても誠実さがなければ、相手に届きません。期待を明確にしても、役割を持つ自分が約束を守らねければ信頼を失います。
というように6つは人間関係において全て大切なことなのです。
まずは、相手を理解する前に自分の事をしっかり理解し、自分のできない事もしっかり認め、能力以上に自分を大きく見せようとしないこと。
そして、全ての人に当てはめるのではなく「いい人間関係でいたい人」に対して意識して積極的に信頼を預けていければいいのかな、と私は思います。
「すべての人に好かれなければいけない」と思ってしまうと、自分を大きく見せようとしたり、ウソで固めたりして、結果、誠実ではなくなったり約束を守れなかったりしてしまうものです。
また、相手が攻撃的で自分にとって害のある人間だったら、相手を理解するのに精神を使い果たし、小さな親切をする気持ちを奪い取られてしまいますからね。
今日の学びのアウトプットはここまで。