十六夜の句・短歌【月齢13.8】
【月齢13.8】
旧暦:8月15日
月出:18:11
月没:04:37
中秋の名月:18:59
欠けもせず凛と上るや今日の月
淋しげに頬を濡らすは月の雨
眠れぬ夜 添い寝したるは 月の雨
あなたの足音 声を聞きたし
届きたる 雨夜の月に 我が想い
空蝉濡れて 羽に置く露
眠れぬ夜 欠けたる影に 君をみる
雨夜の月に 我も想えり
季語|満月、十五夜(じゅうごや)、良夜(りょうや)、望月、名月、芋名月、今日の月、今宵の月、三五夜、三五の月
無月、曇る名月、中秋無月、月の雲
雨月、雨名月、雨夜の月、雨の月、月の雨
旧暦8月15日の月。中秋の名月を愛でるのは中国から伝わってきた習慣ですが、それ以前から月は暦として定着していました。
豊作祈願の農耕行事として、芋を供えたことから「芋名月」とも呼ばれます。
「今日の月」「今宵の月」は、十五夜の月だけをいいます。
旧暦8月15日の満月の夜、雲に覆われて名月が見えないことを「無月」、雨になったのを「雨月」「雨名月」「雨夜の月」などといいます。
見えても見えなくても、月に思いを寄せ、風情を感じていました。
今宵の中秋の名月は、満月です。
どんなふうに見えるでしょうか?
晴れるといいですね。
同じ月を見ていることに幸せを感じて、お月見🎑🌕🐰🍡🍵します。
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