#なんのはなしですか
『今日も世界で誰かが嘘をついている。初めて編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。初めて編』
「この店初めて来たんだ。ずっと気になってたけど1人で入れる雰囲気の店じゃないからね」
『今日も世界で誰かが嘘をついている』
*
「いつかディズニーランドでデートしたいって思ってたから叶って嬉しいよ」
『今日も世界で誰かが嘘をついている』
*
「え?お弁当作ってきてくれたの?女の子の手作り弁当なんて人生で初めてだからマジで感動だよ」
『
『今日も世界で誰かが嘘をついている。双子の悩み編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。双子の悩み編』
「本当にそれで良いのかよ?
何故か俺達の魂が入れ替わったんだぞ?
確かに名前も祐一と祐二で似てるし、小学1年生の双子だから学力も体力もほぼ同じ。
頭柔らかそうな大人に相談したら、深刻そうに眉間にシワ寄せてくれたけど『正直どっちでも良いんじゃね?』って顔してた。
実際に俺達の中身が入れ替わっても大して支障無いんだよ。
でも双子の子供だか
『今日も世界で誰かが嘘をついている。リベンジ編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。リベンジ編』
3年ぶりだな、探したよ亀。
爺さんになって誰か分からないか?
俺だよ俺、浦島だよ。
お前の事をずっと探していたんだ。
乙姫と話がしたい。
もう一回俺を竜宮城に連れて行ってくれ、頼む。
え?復讐 ?
バカ言うな、復讐なんて考えてないよ。
ただ、どうして亀を助けたお礼に竜宮城で接待して、帰りに玉手箱を渡したのか理由を教えてほしいだけな
『今日も世界で誰かが嘘をついている。目撃編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。目撃編』
母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
時折モラハラを受けている母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
度重なる浮気で裏切られてきた母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
1人で家事と育児を頑張ってきた専業主婦の母さんが、稼ぎは良いけど仕事人間で家庭を顧みない父
『今日も世界で誰かが嘘をついている。超キモい編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。超キモい編』
高校3年生で迎えたインターハイ予選。
私達女子バスケ部は県大会まで勝ち進んだが、準々決勝で1点差で敗れて最後の夏が終わった。
試合終了後、私達は監督と一緒に泣いた。
みんな本気で頑張ってきたから、本気で泣けたんだと思った。
いつも一生懸命で分け隔てなく厳しいけど優しくて、生徒に対する愛情が伝わってくる10歳年上の顧問の先生。
監督と