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#創作
『今日も世界で誰かが嘘をついている。リベンジ編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。リベンジ編』
3年ぶりだな、探したよ亀。
爺さんになって誰か分からないか?
俺だよ俺、浦島だよ。
お前の事をずっと探していたんだ。
乙姫と話がしたい。
もう一回俺を竜宮城に連れて行ってくれ、頼む。
え?復讐 ?
バカ言うな、復讐なんて考えてないよ。
ただ、どうして亀を助けたお礼に竜宮城で接待して、帰りに玉手箱を渡したのか理由を教えてほしいだけな
『今日も世界で誰かが嘘をついている。目撃編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。目撃編』
母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
時折モラハラを受けている母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
度重なる浮気で裏切られてきた母さんが、父さんの歯ブラシで風呂の排水溝掃除しているのを目撃した。
1人で家事と育児を頑張ってきた専業主婦の母さんが、稼ぎは良いけど仕事人間で家庭を顧みない父
『今日も世界で誰かが嘘をついている。超キモい編』
『今日も世界で誰かが嘘をついている。超キモい編』
高校3年生で迎えたインターハイ予選。
私達女子バスケ部は県大会まで勝ち進んだが、準々決勝で1点差で敗れて最後の夏が終わった。
試合終了後、私達は監督と一緒に泣いた。
みんな本気で頑張ってきたから、本気で泣けたんだと思った。
いつも一生懸命で分け隔てなく厳しいけど優しくて、生徒に対する愛情が伝わってくる10歳年上の顧問の先生。
監督と