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【海外シングルファザー日記】隣国にキャンプ行ってみた / ブルストカレー

キャンプ好きでね

キャンプが好きで日本時代からちょくちょく行っていました。会社の先輩にお誘いいただいたのがきっかけなんですが、特にコロナ期間中/HR勤務時代に、仕事のストレスや人との会話やデジタルの鎖から完全に離れて、山の中で1人になりたいときの逃げ場として、流行りに乗ってソロキャンプに行くようになったこともあります。

ヨーロッパでもできたら楽しいだろうなあということで、キャンプ用品を持ってきていました。

荷物が到着したのが11月とかだったので、暖かくなるのを待ってましたが、ようやくあたたかくなり、ドイツでもキャンプ場が営業を始めたので、学校の休み期間(5月に2週間休みがあります!)を利用して行ってきました。

行き先は、ルクセンブルク

ミュンヘン近郊で手軽に、、とか思ってたのですが、息子の「どうせだったら近くの国に行ってみたい」という言葉で自分の器の小ささを痛感。近隣の国を探すことにしました。最寄りはオーストリア、スイス、リヒテンシュタイン。いろいろ調べてたんですが、スイスの山や最高だなと思いつつ、なんか設備が整いすぎてて今回はあんまりグッと来なくて。あと火を使っちゃダメとかの制約が多すぎて。

ちょっと遠いけど、持ってきた焚き火台が使えそうなところと、なるべく山奥の場所を検索し、みつかったのが、日本風のいい感じのキャンプ場があったルクセンブルク。ルクセンブルクかーと思いつつ、ドイツの国境のキャンプ場まで行くことにしました。

キャンプ場さがしは、英語でも使えるcamping.infoを使いました!ドイツのキャンプは森林浴/日向ぼっこがメインな感じなので、なるべく日本に近い条件(テント可/グリル可)で探します!ほんとは焚き火したいんだけど、せめて木炭グリル!焚き火オプションがあんまり出てこないんだよね。まあそのくらいは妥協です。

行き先が決まったら車の手配

ぐぐったり、先人の話をきくと、ドイツはだいたいキャンピングカーが主流な模様。レンタカーを調べてたら市内にいい感じのお店を見つけました。市内といっても東のはずれ。でも電車で一本で40分くらいで行ける距離です。

英語が通じるのもプラス。また接客もよくて事前のQ&Aのコミュニケーションも良かったのでここでレンタルすることに。

今回は土曜日から火曜日まで3日半かりて400ユーロでした。1日100ユーロだと思うと、普通のカーシェアリングの1日レンタルとほぼかわらない値段です。

遠いので途中で一泊

ルクセンブルクって決めちゃったものの、500km離れてるんすよね。東京ー大阪くらいあるw

休みだし時間はあるので、途中でキャンプしながら行くかと思って。道中にある町、ハイデルブルクの近くの適当なキャンプ場を予約します。

んが!

レンタカー屋さんの車の手配が遅くなって、出発が予定より6時間遅れてしまった!がーん。でもとりあえず行けるところまで行くことにします。キャンパーバンだからね!車中泊すればいい!

出発時点でもう17時っていうねw

アウトバーンぶっ飛ばす

長距離移動の味方Stellplatz

「Stellplatz」という、キャンピングカー用の駐車場がドイツ国内にはたくさんあります。電源だったり水だったりがあるところも。

レンタカー屋さんに教えてもらったアプリが結構便利でした。高度な条件検索は有料(つっても月額300円くらいなので水より安い)ですが、電気や水や諸条件を入れて、道中宿泊できる場所を探せます。

ミュンヘンを出て2時間くらいドライブしたところで暗くなってきたので、近くで探してでてきたところ、UlmとStuttgartの中間地点にある「Wiesensteig」という街にあるパーキングスペースに行ってみることにします。高速道路のインターから10-15分くらいの距離です。

すっごい小さい街なんですが、マンガにかいたような中世のヨーロッパの街並み!すっごいかわいい建物がいっぱい。

夜の写真は撮り損ねた。コイン電源があるだけのシンプルな駐車場っていうか原っぱだったんすけど、村の奥の奥で。

とりあえず車止めてベッドメイクして、さくっと寝ました。人生初車中泊。どきどきしたけど、まあ別にどうということもなくw 車で生活できるのは、キャンパーバンの醍醐味ですね。

息子撮影。山の上からおりていきます。下にはすっげ綺麗な灯りが!

朝起きて気づいたのは、スキー場ていうかスキージャンプ場だったんすねw なるほど、こういうスペースを活用して運営してるんだな。

翌日はダッシュでルクセンブルクへ

早起きして向かいます。前日通るはずだったハイデルベルクを駆け抜けます。ネッカー川沿いの観光名所。撮影は息子ですが、お城から橋から電車から。すっごく綺麗な街並みだった。出遅れもあって観光はパス。車で駆け抜けます。いつかリベンジしたい。。

次男君が撮ってくれた写真をいくつか

遠くに橋w
崖の上のお城
観光船乗りたかったー!

ルクセン遠いよ

腹が減った!とのことで途中のパーキングでラーメン作ってみました。レンタカー掃除がめんどいので使いたくはなかったんだけどw、またそんな器の小さいこと言っても仕方ないので、出前一丁の出番です!車内で火を使うときはとにかく換気大事すね。冬とかはみんなどうしてるんだろう?今度研究しよう、、。

ルクセンブルク到着!

遠かったー!でもなんとかついた!国境の川沿いのキャンプ場です。


キャンプ場の設備が豪華すぎてw

日本では「不自由を楽しむ」みたいなところがあるキャンプですが、ドイツの目的は「自然を楽しむ」みたいなところにあるように思います。要は、設備がむちゃんこ充実してる、日本で言うグランピングに近い雰囲気かなと。キャンピングカーが多いのも納得です。

何がすごいって、だいたいのキャンプ場でレストランがあることを売りにしてんすよね😂 ジャパニーズキャンパーは違うそうじゃないと思いがちですが、目的が違うからね!森林浴ならそりゃレストランでおいしい飯あると最高ですね。

設備がすごいw

ジムがあるんよ。なにこれw すごいw

綺麗すぎてびびる
シャワーも綺麗すぎてびびる
おむつだいもばっちし!


なるべく日本っぽいキャンプをしてみたかったので、あきらかに設備よすぎるキャンプ場は避けたつもりだたのですが、それでもこの清潔さよ!

すっごい暮らしやすいですね。

でもおいらは日本風で

キャンパーバンなんでテントは張りませんが、それ以外は日本風で!イスだして、焚き火じゃないけど木炭の焼ける香りを楽しみます。

からの、料理!やっぱりキャンプ飯だろー!周り見渡すと、メシ作ってるの俺だけなんだけどー!飯へのこだわりこそが日本なんだなと。酒飲んでゆっくりしながら飯をつくっていきます。

自作スープがうまいんよ
ソーセージカレー!

共用設備に流しはちゃんとあって、食器を洗うことができました。

ハンモックで寝てみる

とりあえず酒!
ミニマリストなソロキャン仕様

キャンプ場に聞いたら、ハンモックOKとのことだったんで、吊るしてみました。次男君はキャンパーバンで寝たい!とのことで、天井のテント部分独り占め。おいらはせっかくなので(!)ハンモックで寝てみることにします。

天気も良くて、ゆらゆらと揺れながら寝るのは気持ちいいですね!

と思ったら真夜中になんか動物に挨拶されまして笑 犬かなー?しかかなー?いのししかなあ?なんかつつかれたんすよね。

あー、ドイツ人があんまりテント使わずにキャンピングカーなのはそういうことかと思ったのと、ちょっと怖くなったのと、防寒1枚たりてなくてちと肌寒かったこともあり、キャンパーバンに移動して寝直しました。なるほどなー。

最終日は市内観光

せっかくルクセンブルクまで来たんで、世界遺産の市内も観光して帰ります。キャンプ場からは1時間程度の距離です。旧市街を少し散歩。お堀みたいな川が、深い谷底に!大阪城のお堀もしごいんですが、ルクセンブルクはそれを上回る規模!こりゃあすごい。王様が住むわけだ。

電車の橋が石橋
お堀の下も人が生活してたり店になってたり

ポケモンGo!

市内を散策しながらポケモンGoやります。ヨーロッパ限定ポケモンをゲットできました。しかし公園がでかい!綺麗!インフラも整ってるし新しい建物もおおいし、すげー金持ちの国!って感じがしました。

雰囲気は、フランスを軸にドイツ要素がすこーし入ってる感じ。フランスと似てて、歩行者はみんな信号無視でしたねw

思いっきりドライブして帰宅!

帰りはもうなんでもいいんで、行けるところまでおもいっきドライブ!アウトバーンがんがん飛ばして帰りましたー。

途中「シェンゲン」という街を通りました。欧州への海外出張多い人はお馴染みの「シェンゲン条約」のシェンゲンです。

国境にあるシェンゲン
シェンゲンの看板

国境が集まってる街なんすね。

あー楽しかった!

なんとなーくドイツキャンプの様子もわかったので、こんどはキャンパーバンではなくテント泊も試したいと思います!ミュンヘン近郊ならもっと安く行けるかなとも思うので!

いいお休みだったわ!

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