坂糸目

spoonやTwitterのスペースでの活動の地図や所感、月毎の日記、閑話など。 spoonこちら https://u8kv3.app.goo.gl/Pq29w

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最近の記事

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このあたりのこと

最近、坂糸目としての活動も、食べちゃんとのユニット、『借りてきた猫ズ』としての活動も増えてきて、同時に企画も多岐にわたってきました。 場所も、各々のspoonとTwitterスペースに分散しているので、覗きに来ていただく方が迷子にならないように、そして活動報告も含めてここらで一旦まとめようと思います。 1.映画感想会『群像の夜』 日時●毎月第2か第3土曜日 21:30〜0:00 場所●イトメのTwitterスペース ※3週間〜1ヶ月前にイトメTwitterにて告知 概要●

    • 『群像の夜』アーカイブ

      spoonで開催の『群像の夜』プレイリスト第1回 20210417「ファイト・クラブ」篇 1991/デヴィッド・フィンチャー 第2回 20210501「怒り」篇 2016/李相日 第3回 20210515「フランシス・ハ」篇 2012/ノア・バームバック 第4回 20210529「ア・ゴースト・ストーリー」篇 2017/デヴィッド・ロウリー 第5回 20210612「愛がなんだ」篇 2019/今泉力哉 第6回 20210626「パターソン」篇 2016/ジム・ジャームッシ

      • 「赤裸々」な日記

        8月後半から9月半ばまで、とにかく自分のコントロール外で大きな出来事が起こっていて、一言で言うと、本当に不本意なのだが「我を忘れる」月間であった。 締めくくりのように、9月9日からコロナに罹って、今も若干体力が戻り切っていないために本調子ではない。 丸4日、最高38.5℃の発熱を数年振りに経験して、喉の炎症により声を出しづらい状態が続いていた。 不思議なのだが、声が上手く出ないと、言葉自体出てきづらくなり、文章を書くにしても「喉につかえて出てこない」という体験をした。 よく周

        • 不安定を生き切ること

          怒涛の7月が終わってしばらく経った。 終わったもの、変化したもの、進んだものの多さに飽和して、8月の初旬はかなりの時間腑抜けていた。 色々あり過ぎて逆に掴みどころのない月であったが、文末に添えた「7月のあらまし」の羅列を見ると、インプットの多い月だったように思う。 サブスク、劇場含め、映画を5本も観ているが、なにはなくとも君たちはどう生きるかにやられてしまって、今の今まで引き摺り続けている。 先月のアフターサン然り、自らのパーソナルな部分に直接衝撃を与えられるような映画体験が

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        このあたりのこと

          さよならさんかく

          今、わたしは転換期なのだと思う。 自分自身の人との関わり方も変わったし、そばにいてくれる人の顔ぶれも変わって行った。 動くときは、いつでも心許なさに泣きそうになる。 子供のわたしが迷子になって、父と母を探すのだけど、やっと見つけた両親に「お前のことは分からない、手に負えない」と拒絶されるのだ。 注意しないと、すぐにこのイメージがまとわりついてくる。 父との確執について、長年作業してきた。 わたしの一番のテーマだと思っていたから。 ここにきてやっと、父の嵐の渦中で、父自身が

          さよならさんかく

          およそ30個の鉱石

          言葉は存在に輪郭を与える力があると思っている。 だから、身体と感覚が乖離してしまい、なにに触れても安全に受け取れない、自分自身のモノに出来ないような時期には、簡単な日々のことについて書くのも一苦労で、まとまる前に掌からこぼれ落ちる砂のように、さらさらとわたしをすり抜けてしまう。 そうして途方に暮れているうちに、自分自身も砂の塊に姿を変えてしまう。 最初は、喉の奥からせり上がり、胸をいっぱいに詰まらせて声と呼吸を奪われた後に、腹に、頭に、脚に、指先に、内側から圧迫されて元の形を

          およそ30個の鉱石

          文章筋トレをした話と、みんなたちへ

          去る2月12日、音声配信アプリSPOONの友人の枠にて、リスナー参加型文字書きゲームをした。 ルールはこうだ。 1.参加者の中からひとりに文章のお題となるワードを提示してもらう。 2.お題から連想される短い文章を制限時間10分以内に作文する。 文章は小説の冒頭を想定して書く。 (キーワードそのものが文中に含まれていなくてもOK。お題のイメージから膨らませて文章を練る。) 3.2時間の枠内で5つのお題をこなし、最後にトータルで一番よかったと思う人、続きを読んでみたいと思う人に

          文章筋トレをした話と、みんなたちへ

          わたしとお笑いの極めて個人的な話1〜導入編〜

          わたしは小さい頃、猫だった。 寂れた都会の田舎の駅前通りに住んでいた。 家の近所に、住宅地に突然鬱蒼とした竹藪が広がる場所があった。 その奥にひっそりと建つ掘建小屋に、たくさんの猫と「猫のおじさん」は住んでいた。 仙人のような、世捨て人のようなおじさんはいつもその家にいて、わたしを快く迎えてくれた。 小学生のわたしはそこに足繁く通い、猫たちと竹藪を探検したり、おじさんの家で涼んだり、近くの駐車場で昼寝したりした。いつも猫たちと一緒だった。 おじさんは、たくさんの猫たちそれ

          わたしとお笑いの極めて個人的な話1〜導入編〜

          思い出した日(ここ3日程のスケッチ)

          春の空気のふくよかさ 化粧の楽しさ 風が吹いてわくわくすること 人生の余白のようなもの 一昨日と今日で新しい靴と猫のかたちの一輪挿しを買った 今の部屋からは富士山が見えることを知ったのは、越してきて3ヶ月経った頃だった 前職で、明け方の富士山に毎日手を合わせていたこと 居場所が無いと言ったわたしに「いつまでもいて良いよ」と言ってくれた地元のカフェの店主 子供の頃よく連れて行ってもらったオルゴール博物館で、大きなディスクオルゴールを聴いたこと そこのチャペルの明るさ 近

          思い出した日(ここ3日程のスケッチ)

          群像の夜

          spoonで定期的に開催している映画感想会は、2021年4月17日21時半から始まった。 参加者には、わたしのTwitterにて事前に告知された映画タイトル(みんなが観やすいように、基本的にはアマゾンプライム配信作品縛り)を感想会当日までに鑑賞してもらい、いざ当日となったら、spoonの配信枠2時間みっちり、課題のタイトルについてコメントやコラボ機能を使い喋り尽くすというルール。 色々試した末、現在は3週に1度の土曜21時半から開催している。 ホストはわたしだが、最近ではs

          群像の夜