生きづらさを愛と光へ!NO.43 物事が上手くいかないからこそ、学んだこと。
一昨年の12月、私が急性出血性胃潰瘍からやっと少し落ちつきはじめた頃、弟が東京で30年間働いた某会社を辞め、長崎へUターンした。
初めこそ驚いたが、それまで、色んなことを相談してきた弟だったというのもあり、嬉しい気持ちが勝っていたのは事実であった。
姉弟仲は良い方だと思う。
それまでの話の流れから、一緒にカウンセリングの仕事をしていくということ、無農薬野菜を作って販売するというような話は何となく進んでいた。
一緒に、がキーワードであった。
勝手な私の思い込みだったのかどうなのかはわからないが、そこから、弟の思っていることと、私の思っていることは、他のビジネスも兼ね、少しずつ、色んなことが変化し、ズレてきたのだと思う。
それは仕方がないこと、人の考えなんて、変わっていくのがむしろ普通のことであるから。
もちろん、カウンセリングだけをやっていくつもりもなかったのだが、色々なことをやっているし、今弟は頑張ってやっている。
しかし、カウンセラーになることはそんなに安易なことではない。
カウンセラー、一点にすることはゆくゆくそうしたい。
私はと言うと、義母の介護をしている時は、心理カウンセリングの講座は、途中で断念するタイミングになり、その講座は期限切れとなった。
私はあまり動きがないのに対し、弟は本当によく動き回っている。
以前の弟はもうどこにもいない。
弟は、数々のセミナーをここ数年で受けてきているし、そのセミナーでもたくさんの人と交流していて、色々な情報と、色々なビジネスの話もある。
Zoomでもたくさんの人と接している。
私も少しばかりネットビジネスというものをやってはいるが、それがなかなか思うようにはいかない。
それが割と当たり前と思う人がほとんどではないだろうか。
以前は弟の言うことなら、と思っていたが、ここのところその気持ちが少し変化してきたと言うか、自分以外の人は他の人なので、姉弟も他人であると言うことをちゃんと認識することを覚えた。
弟がUターンしてくることに対して、大きな期待をかけていたことは、私自身の責任である。
他人軸で人に頼って生きてきて、その結果がこれである。
そりゃ53年も生きてくると、それなりに頑張って生きてきたからこそ、今があるのは間違いない。
やっと義母の介護からは、手が離れた感じであったが、それがそうでもなかった。
義母から手が離れた分は、ちゃっかり娘に掛ける時間となった。
長男、次男の子育ての時とは、時代も変わっているので、何が当たり前もないっちゃない。
娘のことを軽〜く振り返ってみると、小学生の低学年で、誰が、今のほぼ不登校の娘を想像できただろうか。
小学2年生の時の家庭訪問では、女性の先生だったが、「何も言うことはありません きちっとしています、〇〇ちゃんお利口さんですよ〜」
ということだった。
娘の成長と共に、義母も歳を重ね、介護も色々と進んでいった。
いつも側で見ていたのも娘だったし、まだ幼い頃は、義母の紙パンツやパットを用意してくれたりしていたが、やがて、コロナと思春期で変わっていった。
小さい頃はまだ、お手伝いもやっていたのかもしれない。
自分も53年生きてきたからと言って、さあ、明日からこうしましょうよ、ああしましょうよと、手のひらを返したようには人間すぐすぐ変われるものでもない。
少しづつ少しづつ変わるものであり、時として、急に変わることもあると言えばあるのかもしれない。
日々過ごす中、いくら100年時代とは言っても、自分に残された時間はいったいどれくらいあるのかもわからない。
そんなに悠長なことを言ってる時間は私には残っていないということに改めて気付いた。
ある程度生きてきたが、まだまだ学ばないといけないことがたくさんある。
まだやり残したことがある。
生きづらさを抱えている人の、少しでも役に立てる仕事がしたいと思う、その部分を学び、自分なりに前に進むことである。
この考えは私が悩んでいた頃からずっと心にあったことである。
私はここ、3ヶ月、全くカウンセリングを受けていない、受けていないと言うより、そう自分で決めたので、9月に予約を入れている。
それまでにやれることは限られているかもしれないが、しばらく自分のやっていることを振り返っていると、やっぱり、一周回ってカウンセリングの先生のところに辿り着いた。
私は思う。
やっぱりこの先生は素晴らしい。
私がいくら頑張ったところで、先生にはなれないが、目標にするべき人物はやはり変わらない。
もちろん他にも、目標と言うよりは、学びをたくさんいただいている方はいらっしゃる。
一つ言えることは、50歳で先生に出逢えたタイミングのターニングポイントまでと、それからの出逢いのある方は完全にタイプが違う。
自分は自分なりに、弟は弟なりに動き、一緒にやれることはやっていく、それくらい肩の力は抜いて、今やるべきことに集中できたらと思う今日この頃。
うまくいかない時ほど色々な考えが浮かび、学ぶものである。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます^ ^