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Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
先月末にちょっとビックリのニュースがありましたね。

最低賃金「1500円以上に」 全労連が生活費から算出
2021年5月31日 朝日新聞デジタル

参考:予算委員会 中央公聴会資料

かなりざっくりお伝えすると、25歳の若者の生活実態、持ち物の数量を調査し、生活に必要な費用を積み上げた結果、税金・社会保険料込みで月25万円前後必要という試算結果が出され、時給換算すると約1500円になるとのことでした。

こちら全国一律での数値らしく、
都市と地方とで家賃が違うじゃないかという意見もありますが、
生活の足である自動車などにかかる交通費は上回る傾向にあり、またチェーン店の発達などで食費に変化は見られないため、合計すると地域差はあまり大きくないとのことです。

ほ~(゚Д゚)

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労働者としては嬉しいニュースに聞こえますが、実際に最低賃金が1500円に賃上げされると、雇用する側としてはやりにくくなりますね。
ただでさえ苦しい時期に人件費が上乗せでかかるとなると、別の手段としてフリーランスの方々に業務委託として外注した方が良いと判断するケースも増えてきそうです。

例えばUber Eatsの配達員の方々はUberに雇用されている訳ではないのは有名な話ですね。時間当たりの報酬ではなく配達した件数に応じて報酬が支払われるいわばコミッション型です。

雇用側からすればこちらの方が圧倒的にコスパが良いので、労働市場に人が溢れる事態が想定されますね。

何でもそうですけど劇薬はそれなり反動を生むので、試算上必要だからといって賃料を急激に上げるのはあまりよろしくないのかもしれません。
経済が上向いたら最低賃金が上がるというのが健全な気がします。

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