330☆菜の花か蕪の花か
ぼんじょーるの!
雨は上がったものの雲の残る土曜の朝です。
風が強いかな。
でも明日から1週間、ずっと快晴マークが出ていたのはきっとこの風が雲を吹き飛ばしてくれるからでしょう。
今日は午後からエトルリア時代の町チェルヴェーテリへ行きます。
風が収まると良いのですけど。。。
先日、みんなの畑で摘んできたブロッコレッティの穂先。
菜の花みたいですよね。
プーリア州ではこれをチーマ・ディ・ラーパ、蕪の先っちょと呼びます。
そして、オレキエッテという耳たぶのカタチをしたパスタと合わせるのが定番です。
ローマ周辺ではブロッコレッティ呼びますが、同じような食材を日本で見つけるのは難しいと思います。
でも、ラーパ、蕪というからには、カブの葉っぱで作ると似た感じになるんじゃないかなぁ。
日本では見た目の似ている菜の花で代用することが多いようですけど、ブロッコレッティは菜の花ほど柔らかくないし、苦みもありませんから。。。
塩水でざく切りにしたブロッコレッティを茹で、クタクタになったころ、オレキエッテも入れました。
ブロッコレッティはトータルで20分ぐらい茹でたことになります。
湯切りして、まだ熱いお鍋に戻し、みじん切りニンニク、唐辛子に、たっぷりのオリーブオイル。
木べらでよーく混ぜたら出来上がり。
ブロッコレッティは半ば溶けてオイルと混ざり、ピュレみたいになってます。
これがちょうどオレキエッテの耳たぶのくぼみに入っていいんだなぁ。
パスタソースとパスタのカタチにこだわるイタリア人が多いのは、伝統的な美味しい組み合わせを信頼してるからですね。
スパゲッティでもカッペリーニでもフジッリでもファルファッレでも美味しいと思います。
でもやっぱり、くぼみと肉厚な食感の特徴的なオレキエッテがイチバン合うのだな簡単なのに美味しいパスタソースです。