159☆上出来だった杏ジャムのレシピ覚え書き
ぼんじょーるの!
晴れ時々曇りでなんとなくジメジメする月曜の朝です。
今週は最高気温30度の日が続くそうでいよいよ夏本番って感じ。
イタリアの夏は暑いというイメージがありますけど、実際、気温だけで比べると日本のほうが暑いと思います。
ローマだと35度にまでなるのはマレだし、最低気温は低いし。
ちなみに今週は20度前後が最低気温なので夜も寝やすいですね。
昨日の日曜日は1日中キッチンにいた気がします。
いろいろ作ったのだけど、杏のジャムが自分史上最高の出来だったのでレシピの覚え書きを。
12時間前から始まるジャムづくり
杏が旬を迎えていて、お値段もぐっと下がってきています。
1キロ3.99ユーロ≒540円ですって。
いまいち1キロがどれぐらいか分からないけど、帰ってきて計量したら1キロ強でした。
きれいに洗って、キズがついて茶色くなったところを丹念に取り除きます。
こうすると仕上がりがきれいな杏色になるようです。
タネを外してくし形に切ります。
切った後に計量するのを忘れてしまったけど、タネを入れて1キロ強だったので900グラムぐらいかな。
グラニュー糖250グラム、レモン半分の搾り汁。
うちの母はよくイチゴジャムを作ってましたけど、たしかその時も水分が出るまでひと晩放置してたと記憶しています。
今回参考にしたイタリアのレシピもやはり12時間は放置してから炊きはじめるとありました。
思い立ったらすぐ作れない系です(汗。
まぁ、ジャムづくりは気長にね。
蓋をすべきか否か悩む
さて、ひと晩冷蔵庫に放置しておいたら……
こんなに水分が出てきました!
なんか、このままで十分美味しそうな感じ。
ただ、意外と香りはそんなにしません。
これを28センチのフィッシュココットに入れました。
20センチのラウンドだと1キロはたぶん難しいんじゃないかなぁ。
ストウブの良いところは蓋の裏のピコ(突起)から滴り落ちるアロマレイン♡
ジャムなんて香りも重要だし、蒸気で逃げてしまわないように蓋をして炊いたほうがいいんじゃないかと思ったんですよね。
吹き出しちゃいました(涙。
弱めの中火にしておいたのですけどねぇ。
慌てて蓋を取り、弱火にして、混ぜてみたら底に張り付いている感覚がありました。
このままだと焦げちゃうだろうなぁと思ったので、あとは蓋を開けたまま、アクを取り除きつつ、たまに底をさらうように混ぜて30分ぐらい。
いい感じに炊き上がりました。
吹き出して以降、ずっと杏の甘酸っぱい良い香りがキッチン中に立ち込めます。
ジャムづくりのだいご味はこれよねー。
ところで、蓋は最初から外したママが正解だったのかなぁ。
前回イチゴを煮た時は蓋をしたままでうまく行ったのですけど。
ビンを煮沸消毒してジャムが熱いうちに入れて蓋をしました。
これで3ヵ月は風味が落ちないまま楽しめるそうです。
甘酸っぱいという言葉がこれほどぴったり、しっくり来る食べ物って久しぶり。
というか、甘酸っぱいという言葉はこの杏ジャムのためにあるといっても過言ではない、というようなステキなジャムになりました。
ふつうの味覚の人には甘さが少ないかもしれませんけど、ワタシ的には最高の出来です!!
それでは皆さま、今週もがんばっていきましょう Buon inizio della settimana ぼぉん・いにーつぃお・でっら・せってぃまーな!