大好きを手放して気づく、大切な時間。
10日ほど前、大好きなコーヒーをやめた。特にこれといって理由はないけれど、生活習慣を見直す中で摂取しずぎている感じはずっとあって。
カフェインカット生活を突然初めてみたくなった。
たぶん、私の生活の一部になっていたコーヒー。
ご飯を忘れてもコーヒーの時間を忘れることはなかったし、家のストックがなければ寝起きでもコンビニに買いに出掛け、夜寝る寸前まで、あったかいコーヒーを淹れて飲んでいた。
きっと、摂取しすぎの領域だったと思う。
カフェインには鈍感だと自負していたし、体に影響が出ている感覚もほとんどなく飲み過ぎだろうとは思っていたけれど「減らそう、辞めよう」には行きつかなかった。
夜コーヒーを飲みながら、なんとなくコーヒーやめたらどうなるんだろう?と頭によぎり、翌日から勢いで開始。
コーヒーに何度も手を伸ばしながら、1日目クリア。
コーヒーだけでなくカフェインカットだと飲むのもがかなり限定される。
コーヒー、紅茶、お茶はほとんど飲めない、、、
職場でお客様へお出しするルイボスティーを自分用に買って、
お白湯、炭酸水、水、ルイボスで過ごす。
2日目、低気圧も重なりカフェインカットも影響しているのか、とんでもない頭痛と睡魔に襲われた。
唸る。声にならない声でどうしていいかわからない。仕事中以外は、ほとんどうずくまり。久しぶりの強烈な痛みに何度も頭を抱えた。
常に痛みがありつつも波があって、激痛は涙目になるレベル。
鎮痛剤にすぐ頼ってしまうため買い置きをしておらず、、ちょっと耐えるのに大変だった。とはいえ買いに出かける元気もない。
睡魔にかぎってはいつも以上に眠いを通り越して寝落ち。むしろ頭痛で気絶だったのかとおもうほど。
日中、全然起きていられず夜は寝落ちに朝も起きられない。
実際これが4日続き、いや、本当にずっしりときた頭痛に睡魔に久しぶりに悩んだ、しんどい4日間。
ようやく落ち着いてきたのが5日ほどたった頃。
睡魔と、なんとなくモヤモヤする頭を抱えながら少し落ちついて過ごした。
布団に入ってから落ちるまでの時間も短くなった気がする。
時計は気になるため寝室に置いていないのだけど、なんとなく同じ時間に身体が目を覚ますようになって、起きるめんどくささと戦いつつ、ささっと布団から出られるようにもなった。
これはきっと気候もあるね、寒さと闘う朝はだいぶ遠のいてきたものね。。
そして何より変わったのが日中の眠気。
びっくりするほど緩い。
いつもの刺激過多からくる脳の疲れみたいな感覚は無くならないため休む時間は必須だけど、強烈な睡魔がなくなった。
どうしようもなく眠たいが軽減し、コーヒーを飲んでいた頃はお日中でも寝落ちの常習犯だった日常が、少し変わった。
脳疲労は仕方ないものとして、1人の時間を確保し全力で休む環境は欲しいけど、睡魔が軽減されるだけでワタシの時間が劇的に変わった。
生きづらさを感じていたひとつでもある、時間を問わず訪れる睡魔。
眠れず、眠剤に頼った生活をしていたこともあるくらいワタシの課題だった睡眠は、しっかりとカフェインが作用していのだ。
気づいた時には、頭痛も軽くなっていた。
(これもね、気圧が大幅に影響しているらしく無くなることはきっとない)
今日みたいに天候でグゥいっと押し寄せることはやっぱりあるし、
しんどいさはこれからも手放せないだろうけど、カフェインカットしたばかりの頃の唸る痛みはほどんどない。
コーヒーをやめてカフェインを抜いて、やってみなければ気づかなかった「自分は大丈夫」だと思っていた思い込み。
うとうとした眠りだったり、眠れづ夜更かしが続いてしまったり、長時間寝ても疲労感は無くなっていなかったり、きっと熟睡出来ていなかったんだろうなぁ。
カフェインには鈍感だと思っていたワタシの体は、しっかりとカフェインに反応していたのです。
本当に自分のことってわかってないこと多いなぁと再確認し、自分の身体の声しっかりと聞くきっかけになった。
「これから何か改善していくのか? はたまた、副反応が出るのか?」わからないけれど、わからないからこそ自分の身体のことだから、あと1ヶ月くらいは続けてみようと思う。
コーヒー再開は、どこか喫茶店にでも出向きたい。
コーヒーは好きだし、お茶が飲めないのはやっぱり寂しい。
大好きな時間を手放したからこそ改めて見えたワタシ自身と楽しみな時間。
日常を楽しむとか目の前の幸せに気づくって、まずは自分を知る事から始まるのかもしれない。
ワタシは何が好きで、どんな時間が幸せで、どんな事に真っ直ぐになれるのか?
毎日の当たり前にあったコーヒーがこんなに楽しみな時間になるなんて。
久しぶりのコーヒーは美味しだろうなぁ。
美味しいコーヒーのお供に読みたい短編小説😋
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