始めるまでは、ハードルが高い。
ここのところ書店でよく見かけるようになった、せいろ蒸し。
全く縁のなかったこれまで、手間がかかりそうという食わず嫌いのような状態でなかなか手をだせずにいた。
これが単に、知らないことをやる前のめんどうさと、知らないから知るまでの時間の手間さが、私の前に立ちはだかっていたのだけれど。
わかっていても、やっぱり”新たな時間”へのハードルはとてつもなく高かった。
そんなハードルを飛び越えてみたくなったのは、仕事中の客様との会話だった。食事を玄米食に変えたら、明らかに調子が変わったと話を聞き、釣られるように玄米に変えたこと。単純。
玄米に変えたのが１ヶ月前。
このタイミングで、読んでいる書籍に載っていた”せいろ”をやるなら今だなと、先日重い腰を上げたのだった。
家族の持っていたせいろを引っ張り出し、まずは冷蔵庫のお野菜を並べて見ることにした。
なんか、それっぽい。
れんこん、ピーマン、厚揚げ白菜と鶏もも。
鶏肉の火の通りを目安に、蒸すこと６分。。。
なんか、さらにそれっぽくなっている。
切って蒸すだけに、とんでもなく高いハードルを感じていたこれまで、一気にせいろが身近になった。蒸したてのお野菜の甘さはもちろん最高なのだけど、キッチンが汚れない。
炒め物みたいに、揚げ物みたいに、油汚れがない。。。
大切なので、もう一度言う。
キッチンが汚れない。これは、もうキッチンに立つものにしては、味方としか言いようのない存在を発見した気分。
蒸している間に、おろしダレを準備して。
いざ、実食。
昨日、せいろ３日目を迎え、身体が軽くなったのをさっそく感じる。
これは、もう手ばなせない私のくら”しごと”になりそうです。
１日にしてどっぷりハマってしまった、せいろ。
白菜と豚のミルフィーユに、ピーマン、厚揚げ、さつまいも。
流れを掴んだ３日目。
ピーマン、キャベツ、厚揚げ、もやし、豚肉、ジャガイモ、さつまいも。
何がすごいって、一気にこれだけのお野菜を調理で来てしまうこと。
ありがたすぎる、せいろ。
このペースでせいろ生活、続けてみようと思います。
note生活も。
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