「そのニュースは本当に必要なの?」自分のためになる情報を選ぶ大切さ
noteは自由に書ける空間だと思うし自分のブログより圧倒的に美しいデザインなので、ついつい書いてしまいますね。今回はギリギリで #読書の秋2022 をテーマにおすすめしたい本を紹介したいと思います。
結論から言うと、必要な情報と不必要な情報を線引きして自分の人生のためになるものを選んでいこうよ!と提案してくれるこちらの本です。
これを読んでから行動を変えられたし頭がかなりスッキリしたのでぜひ読んでほしいです。では、具体的にどんな風に変わったのか?整理していきます。
以前stand.fmでもお話ししたので音声で聞きたい方はこちらへどうぞ!
■おすすめ記事を避ける
『News Diet』では問題提起として、今の情報が溢れかえる中でどれだけ無駄な情報と接しているか教えてくれます。生活する上で本当にそのニュースって必要なの?と。
ニュースアプリのトップページに来るおすすめ記事は、AIとかアルゴリズムの力でついつい見てしまう記事を並べてくるんですよね。さらには、興味をそそられる広告のようなニュースも挟んでくるので手が止まらない・・・
エンタメとか芸能ならまだしも、スキャンダルとかゴシップネタになるとタチが悪い。人って感情を揺さぶられるものが好きだからそういう記事を見ちゃうものです。
ここに落とし穴があって、そういう感情を動かすものを見ちゃうと仕事で集中力が切れたり、本当は使わなきゃいけない脳のメモリーを無駄に使っちゃうことになるんですよね。
本ではこう指摘しています。
あまり書きたくないですが、芸能人の◯◯さんが自殺した、とかやっぱり苦しくなるじゃないですか。でも、これらの情報(ニュース)って自分のやりたいこととか自分を向上させるために必要なんだっけ?と振り返るとそうでもなかったりするものが大半です。
でも、広告収入のためにニュース配信サイトやアプリも必死なので、注目度が高い記事を「おすすめ記事」として出したがる・・・。
というので、やっぱり「おすすめ記事」を避けるにはYahooニュースとかスマートニュースとか「見ない」という選択肢が必要なんじゃないかと思います。
もちろん、それぞれの自由ですが。
■脳の容量は限界がある
おのおの一日でインプットできる情報の量があると思っていて、たくさんのニュースに触れやすい今の環境は脳にとってあまり良くないかもしれません。
ただでさえ人は大量の情報にさらされているもので、目・耳から入るものが自然と情報としてインプットされてますよね。意識的にニュースを見たり聞いたりするのも加えたら膨大な量を脳で処理していることがわかります。
自分の中に入れられる情報量がいっぱいになってくると本当に気持ち悪くなります。ぼくはNFTの情報を入れているときそんな体験をしました。
だから、脳は容量があって無駄なことを取り入れる習慣はやめないとな!と思ってある程度質の低いニュースを遮断してみました。
そうすることで、頭がかなりスッキリした状態を保てるようになったのは確かです。気軽にタップして読み進めて中身のない記事にうんざりすることもなくなりました。
■「能力の輪」の境界線を見つける
この本の言いたいことはニュースや情報を全てシャットアウトしてスッキリしよう、ということじゃなくて「必要な情報を取り入れるためにちゃんと線引きしようね」ということです。
伝説的な投資家のウォーレン・バフェット氏の言葉を引用しています。
ココがポイントで、自分がいま熱中していることとか集中しなきゃいけないことはみんなあると思いますが、それを「能力の輪」として境界線を見つけておくことが大事ということですよね。
それが見つけられれば、自分が本当に取り入れていくべき情報がはっきりしてきて取捨選択できると・・・。
少し極端な論調かもしれないですけど、変に心を動かされてしまうニュースを極力カラダに入れないことで自分のチカラをもっと向上させるきっかけにはなると思います。
スキャンダルやSNSで発生する足の引っ張り合いを追っているような時間があるなら、まずはこの本を読んでみるのをおすすめします。