見出し画像

#68 しずまりたまえわがこころよ。

いまの世の中、たいていの身に及ぶ危険は予想できるようになった。
小さいことでいえば「今日は雨ですよ」やし、大きいことでいえば「南海トラフがいつかきますよ」やし。
予想ができればある程度よけられるし、なにかしらよける準備ができる。

でもよけられないこともある。

それがいま目の前でおこったのだ。

今日もいつもどおり朝起きて、いつもどおりローソンでコーヒー買って、いつもどおり仕事をした。
そして、いつもどおり「かえったら漫画のつづきよも〜」とか考えながら、帰ろうとしたその時。
施設の女性スタッフさんがものものしい雰囲気で近づいてきた。
そして言われた。
「閉店時間を過ぎても帰られない場合は、今後施設が使用できなくなるかもしれません」って。
それもずいぶん圧がある感じで。

まず「え。」である。
そのあとに「なんかムカつく。」である。
そしてそのあとに「なんであんな言い方されなあかんねん」という思いがふつふつと湧き上がってくる。

だって、そんな注意をされたのがはじめてで、そのルールも知らなかったから。
にしても、べつにそんな言い方をしなくても。閉店時間が過ぎたの、3分だけっすよ。

あたかも「あなたたち常習犯ですよね」みたいな言い方せんといてよ。
ふつうに言ってくれたら気をつけるやん。

でも、とっさにそんなことも言えず、「あ、はい。すみません」で施設をあとにする。なさけねぇ。

なにより今後もできれば使いたいと思わされてるのが、くやしい。

帰り道ずーっともやもや。

まあ、そんなことがあって心がおだやかじゃないんです。
ごはん食べて、ハリーポッター観て、寝ます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?