#13 ジャッジをゆるめる
この世界には
〜あるべき I should be〜
〜すべき I should do〜
〜しなければ I must/have to do〜
って実はありません。
ほんとうのところは大きく分けて
〜したい I want to
か
〜したくない I don’t want to
ことしかありません。
例えば、
〜しなければの想いがむくむくと起こってきたとき、
これを私はしたいのか、したくないのかで分別するプラクティスをしてみると、
自分のほんとうの気持ちが見えてきます。
「こうあらねばならない」
は、自分を縛りつけているある種の呪いです。
呪いなのでその気になったら一瞬で解けるんですが、
渦中にいるとそれは不可能だと思ってしまいがち。
でも、その呪縛を解けるのは誰でもない、
この“わたし”しかいません。
そしてその呪縛はどこからやってくるかというと、
〜しなければ(認められない)
〜でなければ(愛されない)
など、
( )の部分のような自己否定や自己批判、自分に対する厳しいジャッジがあるからです。
自分に厳しい人は、人にも厳しくなりがちです。
私たちは自分自身に厳しくするのが得意です。
無意識のジャッジ(呪縛)を自分にも人にも向けることもやめて、
自分に課してきたものたちをほどいておろしてみると、
目の前の世界が途端に優しくなります。
というより、世界はもともと優しいのです。
世界が厳しく見えたのは、自分が自分に厳しかったからだと気がつきます。
どうかいつも自分にやさしく、
良いところも悪いところも全部ひっくるめての“わたし”が発する
「〜したい!」
を聞き逃さないようにしましょう。
それが私たちのほんとうの声なのですから。
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