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「分かってる」と「出来る」とは違う、小学生の子育て!
こんばんは。湯です。
表題の件、これは子どもがサッカースクールに通っていたときに、元Jリーガーのコーチに言ってもらった言葉で、目から鱗の、今でもハッとさせられる言葉になります。
子どもは、大人がアドバイスや指摘をすると、よく「分かった分かった」、「分かってる!」と言うけれど、だからと言って行動できる訳ではない(笑)だから、大人からして見たら、分かってるって言ったのに出来ないじゃん!!となってしまうけど、そもそも子どもの分かってると、行動が出来るかどうかは別です。とのことでした!
息子は年少からサッカーをやっていますが、今年の6年生の春に、チームを抜けるまでの最後の4年間は、キーパーのポジションでした。分かったと言ったのに出来ていない!!とうことが多々ある中、この言葉はとても大きな支えとなりました。今思えば、気づいたら4年生の後半、5年生の頃には「分かってる」と「出来る」が一致してきていたようです。
が!これはサッカーの話であります。
小学6年生、2学期の通知表
私は割と、子どもの学業の成績には口うるさくない方だと思いますが、
それでも今回はひと悶着ありました!!!
さかのぼること、1学期の夏の個人面談。
担任の先生より、息子は算数の文章問題が苦手との話があり、確かに計算よりも苦手そうだと言うことで、書店で一番薄い文章問題のドリルを買ってきてやらせることにしました。毎日毎日は見られないのですが、たまに声かけはし、「分かってる、大丈夫!」この言葉を聞いて、まあ大丈夫かなと安心していたのですが、今回2学期の通知表の算数の成績はというと、1学期と同様の「もう少し」のままではありませんか!3段階中の1評価。
内心やはり駄目だったかと思う一方、「あんなに分かってる分かってる言っていたのは何だったんだ!!」「分かってるのに、成績が悪いってどういうことなんだ?」と息子のことが理解不能になりそうになり、ひと悶着がありました。
そんなときにあのコーチの言葉が頭をよぎりました。
そうか、「分かってる」と「出来る」かどうかは別なんだ。
最終的に息子には、貴方が「分かった」というのは理解した。しかし、その貴方の中の分かったから更に先に進み、もっと問題がすらすら解けないと、成績はアップしないことを伝えました。またそこを目指したいのかどうかも確認し、塾に行きたいという話になりました。
薄々塾の必要性は感じていましたが、本人の自発性を大事にしたいので、また無駄に塾に行かせられる経済状況でもないので、これまでは保留にしていましたが、3学期からは通わせようかと考え中です。経済面でいえば、近くの公民館で無料で教えてくれる制度もあるようなので、色々とこの年末年始でチェックしてみます!
大人の凝り固まった頭では、本当の子どものことを理解することは難しいと、今回改めて感じました!
冗談ではなく、まだまだ子どもとは、無の境地で向き合うことが重要となることが分かりました。
親の思い込み、先入観。余計な思慮分別を持って話を聞くと、いらない軋轢が生じます。
まるで禅の世界です!!
無駄に心を乱さずに、真意を見極めましょう。
母12年目、まだまだ修行が足りません。
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