見出し画像

読書「超雑談力」で職場の会話がもっと楽しくなった話


はじめに

タクシーを乗っている時間、お昼ご飯を一緒に過ごす時間・・・
職場で「雑談」に困ることってありませんか?

「相手にどこまで聞いていいのかわからない」
「趣味の話をしても共感してもらえないから、しない方がいいな」
「かと言って共感してもらえるような話題ってなんだ?思いつかない・・」
頭でこんな考えが巡り、結局仕事の話をして一向に職場の同僚と距離を縮められず自分自身も「雑談」することにすごく疲れてしまう。

翌日に部署の飲み会を控えたある日、「超雑談力」という本を手に取りました。
1ページあたりの文字数が少なく、翌日からすぐに実践できそうなチップスがたくさん載っていたので早速読んでみました。

まだ途中までしか読まず、翌日の飲み会を迎えたものの
いつもよりもグッと気楽に、楽しく過ごすことができました。
何より同僚も楽しそうに笑ってくれていたのが嬉しかったです。

なぜ楽しく過ごせたのか?
もっと楽しくするにはどう言うところに気をつけるとより楽しめそうか?
本を元に振り返ったので、飲み会の場面を思い浮かべながらお付き合いください!

より雑談を楽しめたポイント

・真顔や無愛想はコスト、笑ってリアクションをする。
元々営業の商談でお客様とお話しするときはよく笑っていたのですが、
笑うこと自体が仕事みたいになってしまって、社内でもそれをすると疲れてしまった時期があって素直に笑いたい時に笑っていました。

話ても無愛想だと、当然ですが相手も話したくなくなりますよね(笑)
「無愛想=コスト、その場でのお荷物」なんだとこの本で再認識したことで
「笑う=仕事」というネガティブな気持ちを少し減らせて、雑談のために笑うと自分の気持ちもこんなに軽くなるんだと実感できました。

・話のオチはいらない。ラリーを続ければいいだけ。
話のオチや相手が求めていそうな雑談を考えてしまうばかり、
何を話したら良いのか、聞いて良いのかわからなくなっていましたが、
「ラリーを続ければ良いだけ」と聞くとすごく気持ちが楽になりました。

ラリーを続ければ良いだけなので、私が興味がなくとも
相手が話した言葉に対して「あー!」などのリアクションを入れたり
その言葉をおうむ返ししたり、その言葉について聞くみたいな形で
とりあえず返していると同僚が楽しそうに話してくれて、
これでいいんだと驚いたのとこれなら今後もできる気がすると自信がつきました。

・雑談は気持ちをやり取りするもの。
相手が意見を言うと真剣に聞き、それに対して自分の意見があれば話したり、
悩み事を聞くと、それに対してアドバイスをしていました。
それは真面目に相手の話を聞いているからこそなのですが、雑談は「相手が気持ちを話せるように」ラリーを続けるものなので、気持ちの違いは目を瞑る。
真面目に聞いている身としては読んだ時は「ええ!?」と思いましたが、
いざ実践すると自分の考えを持たなくていいので気楽で会話そのものを楽しめるようになりました。

またよく話を聞き出すために「なぜ?」と聞くことが多かったのですがこれもNGだそうで、「どう?」を聞くことで相手がどう思ったかという気持ちを聞き出すことが大事とのことでした。これも意識して会話すると、同僚もお酒も入って気楽に「大変でしたよ〜」「楽しかったです!」などの気持ちを話してくれ、いつもよりテンポ良く会話のラリーが続いているのを実感できました。

読んでわかった私の雑談力が低い点

・私も!と相槌を打ってしまう
相手との共通点を見つけると「私の友人もそれが好きで!!」と入ってしまいがち。これは本を読んだ後でもすぐには変えることができませんでした。

・褒められた時に謙遜しがち
ありがたいことに職場で褒められることが多く、普段一緒に仕事をしている同僚からだと素直に「ありがとうございます!!」って笑顔で言えるんですが、あまり関係ができていない人だと変な期待を持たせたくないので「いえいえ〜」と謙遜しがち。
ただ謙遜すると、「いや、そんなことないですよ!」っていう周りが特に楽しくないラリーが発生するなと改めて実感しました。こういう時は素直に「ありがとうございます!」って受け取るのが吉だなと改めて感じました(笑)
期待されても応えられるわって言う強いマインドを持ちたいものです。

人に興味を持てないのは雑談をしていないから

雑談が苦手なのは「人に興味がないんだな」と私自身ずっと思ってきました。
ただこの本の最後に書いていて心に響いたのは、雑談を通して相手のことを知らないから興味を持てないのだという内容です。

雑談を苦手だからと避けるというのは、「はじめまして」と言われて早々心の扉を閉めてしまうみたいなことなのかなと解釈しました。お店でも扉の向こうの店内を見ることで、「ここのコーヒーは美味しそうだ」「店内の雰囲気素敵だなー」と感じてお店に入るかと思いますが、人間関係も同じでその中身を知るために雑談が必要なのだと今回飲み会での会話がうまく行ったことをきっかけによりはっきりと理解することができました。

さいごに

雑談についてこれだけ悩むってどれだけコミュ障なんだ!という感じですが(笑)
「雑談は気持ちのラリー」、このラリーから人となりが見えてきて興味を持てるようになる。そう聞くと雑談はより気楽なものに、そして一期一会の出会いを大切にできるきっかけになる素敵なものなんだなと今は感じることができています。

本では誤った行動とどう雑談すると良いかという例を対比させて記載があるので
自分が誤ったほうの聞き方をしてしまっていないか?振り返りながら、
苦手だった雑談から少しでも興味を持てるほどの気持ちのラリーに繋げられるようにしていきたいです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?