【恋愛と経済学の話】限りなく小さい確率は、なぜか大きく見えてしまう
■今日のお話は──「恋愛と経済学」について
「人は、得たものより失ったものの方が大きく感じてしまう」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。たとえば、差し入れでもらったたい焼きに対する喜びよりも、買ったたい焼きを道端で落としてしまった時の悲しみの方が強く感じられるものです。
この感覚、最近自分にもありました。この間、自転車を漕いでいる時にズボンのお尻のポケットに入れていた財布がいつの間にか無くなっていたんです。後日、警察から連絡があって拾得物として戻っ