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事故は明日の自分にも起こり得る|静岡で発生した飲酒運転と逆走事故が教えること
これは全国区ニュースなのだろうか。昨日は静岡で悲しい事故が起きました。酒気帯び運転の車が事故を起こし、事故を起こした24歳男性は軽傷、ぶつけられた方は23歳男性で死亡となっています。
この事故の報道を見てとても悲しい気持ちになりました。
酒は飲んだら車は絶対乗るな!なんですが、それを呼び掛けただけでは済まないような気がしております。被害者の方にはご冥福をお祈りしたく思います。
また、加害者の方は取り返しのつかないことになってしまいこれから罪の償いをするわけですが、このニュースを聞いたぼくたちにも「他人事ではない」という思いがヒシヒシと伝わってきました。
状況整理|気が動転しての逆走?故意?
詳しいことはこれからだと思いますが、今の段階でわかっていることは、上記のニュースの記事の一文にあるように、
そもそも、男の車は坪井インター西側のバイパスの上り線で停車していました。止まっている車がいるという通報を受けた警察が現場で声をかけようとしたところ車は逃走。坪井インターをいったん降りて、なぜか下り線を逆走し1.5kmほど走った後、事故を起こしたものとみられています。
のところです。
本人はバイパスの上り線でクルマを止めて寝ていたようです。一般道ならまだしも、バイパスで停車車両がいると流石に通報されるでしょう。
そこで警察が現場で声をかけようと近づくと、それに気づいて車を運転しだして逆走へと至ります。
おそらく現場はここだと思います。(坪井IC)
Google Map
最初は坪井ICの上りの場所(以下画像の左側のどこか)にいて、そこから車を走らせてインターチェンジを降りて、下り車線で逆走に至ることから、以下の赤の軌跡をたどったものと推測されます。
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以下のところを左に入っていったことになります。道にはしっかりと一方通行のマークはあります。ライトを付ければ見えていると思います。
逆走でも直線道なら何とか対応できるが
朝、浜名バイパスで逆走車とすれ違った映像 pic.twitter.com/8cXs3Lzggq
— ノブ@たれちゃん (@Nobu523fo) December 17, 2024
実際の逆走者と遭遇された方が動画をアップされていました。時間は朝6時半ころでしょうか。日の出は現在7時近くということでまだ暗かったのですね。動画の1分少々過ぎたくらいに逆向きでまっすぐ走ってくる車に遭遇します。この方は事故に遭わなくてよかったです。
右カーブの道(逆走車からみて左カーブ)で起きている
この道は右に曲がっていて、事故は追い越し車線で起きたようである。こんな道の追い越し車線で右に曲がっていると、先は見通せないと思います。ここを80キロ近くで走っていると、同じ車線上に対向車がパッと現れた状況だと思います。たぶん、よけることは難しかったのだと思います。
しかも、日の出前で暗いですしね。対向車のヘッドランプは認識していたと思いますが、おそらく反対車線のものと思っていたのかもしれません。普通自分の車線に逆奏車がいるとは思えませんしね。
先ほどの動画ですれ違ってからこの右にカーブしたところに入ってくるので、数分遅かったら事故に遭われていたのかもしれませんし、事故に遭われた車両も数分早くもしくは遅くは知っていれば事故で命を落とさなくて済んだと思うとすごくやりきれなくなります。
この事故、明日は我が身と感じる
酒気帯び運転で逆走した運転手が一番悪いのですが、これをそれで終わらせてはいけないと思いました。明日は我が身ということです。自分が同じようなことをしてしまう危険性はゼロとは言えません。
最も悲しく思えたのは事故に遭われた方々が20代の若者世代であることです。自分にも子供がいますので、それとすごく重ね合わせてしまったのです。
被害者の立場であれば、数年後に同じ事故に巻き込まれていてもおかしくないということです。親としてはやるせない気持ちになります。加害者のことは一生許せないでしょう。
また、加害者の立場であれば、自分の子供が事故を取り返しのつかない事故を起こしてしまったことになるのです。弁護のしようもないですが、こちらも親としては懺悔の念と被害者の方に申し訳ないという気持ちもつのり、どうして償おうかと考えてしまいます。
自己の責任は起こした本人にあるのですが、親としても何も感じないわけありません。
事件・事故は周りの人も辛くする|起きないようにしないといけない
こうした事故はその事故の加害者・被害者に関係する人すべてを苦しめます。その意味でも事故が発生しない仕組みづくりも真剣に検討すべきでしょう。
「酒を飲んだら乗るな」の啓発と心構えははとても重要なことですが、それでも気が動転しているときや、故意の場合はその限りではありません。「酒気帯びしたら車が動かなくなる」、「逆走はクルマが止まる」など仕組み的に歯止めがかかるようにすべきだと思いました。
今の技術では、すでに導入しだしているところもあるので、もっと広がってほしいと思いました。
実際にアルコールインターロックは業務車両に実装されつつありますが、まだまだ本格導入に至ってないようです。なかなか導入には課題があるようですね。
たしかに、機械はゴツイですしね・・。
自動運転の技術とドライバーの飲酒状態のチェック、最新テクノロジーを安全確保にもっと使われてほしい。そう願うのでした。
1年前:年賀状を作っていたようです
去年の今頃は年賀状を作成していたようです。今年も年賀状ソフトを購入したのですが・・・、どうやら図柄は入っているので出すようです。よって宛名だけ印刷です。つまり年賀状ソフトは無駄に終わりました。
書店で年賀状ソフトを購入したのですが、今はめっきり探すのが難しくなりました。以前までは、今時期は書店の前面にドーンとあったものですが、そもそも年賀状自体を出す人が減っているせいか、ひっそりと置かれています。
時代も移り変わりますね。
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