
湊かなえさんの「往復書簡」を読んで|手紙から過去をなぞらる新鮮な切り口
ロングドライブのお供に聞いた湊かなえさんのミステリー小説「往復書簡」です。頭を使わないでリラックスして聴けるかなぁと思ったらなかなか読み解くのに大変な小説でした。切り口が斬新なので好き嫌いが分かれる小説なのかもしれません。
手紙を読む形で過去を振り返り事の真理に迫る
本作が独特なのは、手紙を読むことで物語の真理に迫っていくところだと思います。最初は過去に起きた思い出やちょっと残念な出来事です。
長く生きていれば、それなりのことは起きるし、人生いろいろあるなぁという出来事の思い返しです。でもさすがミステリー作品。
それだけでは終わりません。
良かった点:手紙を読むごとに新しい発見が生まれる
終始手紙を読むことで、その中で当時の物語がよみがえります。そこで語られる真実により、少しずつ真実が読み解かれるのが面白かったです。
こんな裏があったのねというところが、人の感じ方、相手の気持ちは自分が思っていることと必ず市も同じではない(というかほとんど違う)ということが物語を通じて良くわかりました。
イマイチな点:集中しないとわかりづらく単調になる
手紙を読むことにより、語り口調です。説明のようにも思われ単調を好まない方には途中で飽きがくるかもしれません。
自分の本作を聴いた環境が悪かったかもしれませんが、ドライブをしながら聞きました。しかも新しい道で集中力は運転にかなり割かなければならない状態です。
その中で読んでいくと、今誰の事件かわからなくなる場面が多々ありました。切り口は新鮮でしたが、その分は今どこのことを語っているかは集中しないとわからないかもと思いました。
手紙は筆者の説明基調になりますし、一般的な物語の人と人とのやりとりから見えるものとはことなるので。
おわりに:「往復書簡」を聴くなら、慣れたルーティンの中で聞こう
往復書簡は興味深い話でしたが、物語ののめりこむなら、なるべく話に集中できる環境で読んだり、聞いたりするのがおすすめです。
そうなると、ゆっくり腰を落ち着けて読書できる環境や、聴くなら通いなれた通勤・通学路の途中がお勧めだと思いました。
3行日記:アマゾンリンクで画像がでるようになりましたね!
下書きを掘り起こしての投稿です。このころこのカードが不調になっていて、画像が出てマシにはなったのですね。それが3月31日の状態でした。
でも、今日はボタンまで正しくなるようになりました。よかったよかった。
3行日記2:やる気がでない・・・
今日はずっと寝ようとしてました。昨日からいろいろとやる気がでないのです。やる気がでないというかやるぞと決めたことに力が割けないのです。
そんな時に思うのは、うまくいかないことを過剰に受け止めることと、将来の漠然たる不安です。これは年を経るごとになりやすいのではないでしょうか。
と思い、打ち切るのです。今日は野菜の人の呼びかけは断りました。ありがたいことに毎週ペースでご連絡を賜ります。おそらく週唯一の楽しみになっている模様。そこに行けば多少は気が晴れるのかな?とも思いましたが毎週ルーティンで会うのはぼくの本望ではありません。よって用を作って断りました。本当は、大した用事はなく、昨日の挽回が用事なのです。
でも、それも大事な用事。自分を磨くことは大事だと思います。磨くときは孤独が多いようです。自分に向き合い、自分と語らうという感じでしょうか。まぁ、そんな時にきらきらしたニュースが飛び込んできてもっと人との輪を大切にしないといけないかもと思ったりもしますが、それはそれ。
今日は籠りたいと思います。
1年前:適当な記事の方が良く読まれる理由を検証していた
適当に読まれることを検証していたようだ。このころから毎日読書を続けていたのね。毎日読書は、2022年2月に目覚め、実際は2022年7月くらいから始めていると思う。もうすく2周年になるのか。はやいな。いつぞや毎日読書の効果がでるのは10年後と書いた記憶がある。となるとあと8年か何かかわっているかな?
話がそれた。この頃書いていた力を抜いてリラックスしている方が存分に力が発揮されるというのはその通りだと思う。
ただ、この記事を読んで少し修正を加えるなら何故よく読まれたと思ったことだ。おそらく当時はスキの数を試金石にしていたと思う。noteのスキは読まれた数ではないようだ。あいさつのスキ、お返しのスキをする方もいるし多いと思う。スキを押しやすい設計にもなっているのでそれがそうだ。
たぶん、タイトルに親近感をもてて映えるのではないかなと。開いたあと読みやすい感じになるのかも。そんなことを思いました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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