クレーマーの呉間さんが気になる!シリーズ第2巻『成瀬は信じた道をいく』レビュー
宮島美奈さん作の「成瀬は天下を取りに行く」の続編である「成瀬は信じた道を行く」を読みましたー。個人的には、第二巻の方が面白い!と思いました。しかし、第一巻目を読んでこそ第二巻目がわかるので・・・
必ず1巻目を読んでから2巻目を読みましょう!(以下は2巻目)
第一巻目の感想はこちらです。
舞台は閉店した西武大津店の後のOh! Me 大津テラス
今回も琵琶湖近江が舞台です。成瀬あかりは再びここで活躍するのでした。とっても変わり者の主人公成瀬あかり。武士のようなしゃべり方はいったいどこから来るのでしょうね。読んでいくと不思議と自然とのめりこんでいくのが好きです。
高校三年から大学1年の物語|近江親善大使
主人公の成瀬あかりは、近江親善大使をやるようになった。物語を聞いていて、これは記憶にとどめておかねばと思ったことに、「何になるかではなく、何をしたいか」ということです。
人生の目標が「何かになる」になると、人生が寂しくなるようです。それよりも、「何をやるか」にすると、職業のしばりからはずれて、もっと夢や選択肢が広がりそうですね。
個人的にと~ても気になるクレーマーの呉間 言実(くれまことみ)さん
今回の登場人物の中でクレーマーの「くれま」さんが気になっています。「くれま」さんは、クレーマーと自負してます。例えば、レジにて、お金を支払う人が数円の現金を探すのに時間がかかるのでキャッシュレス化をしてほしいという投稿をしたりします。人によってはクレームになるのかな。
かなりクレーマーに近いクレームを日々投稿するのが彼女の使命になっている人です。クレーな感じは苗字からもやばさが伝わってきます。(小説ならではですね)これは完全に近づいてはいけない人だと・・・。最初は思っていました。
しかし、読んでいくうちに、この人に惹かれていきました。そう思うのは僕だけではないと感じています。この人ツンデレなんですね。実は、oh!Me大津テラスの大ファンでいて、ちょっと逆のことをしてしまうのが魅力的に映るのですね。素直になれない子が、好きな人を虐める感覚でしょうか。
この人は、この物語の影の主役かもしれない。とまで思いました。なんかステキなんですよね😊
まとめ:やっぱりぜぜから~
「ぜぜから世界へ、ぜぜから~!」第一巻を読んでいる方は、何のキャッチフレーズかわかると思います。主役と二人の漫才コンビのおなじみのセリフです。
第二巻は、二人はそれぞれ別の道に進学します。別々に離れて暮らすようになるのです。第二巻はその片方にスポットが当たる感じになります。
二人の漫才コンビとは少し離れます。しかし、そこで二人の友情とコンビは途絶えてしまうのでしょうか・・・・。
この辺りも見どころかなと思いました。
読み終わってもまだまだ続きそうな雰囲気がありました。一応2巻で完結している物語のようなのですが・・・、2巻を読み切った後に思ったのは、もっと、もっと続いてほしいと思ったこと。これで終わりじゃなくてももっと成瀬の今後がみたい!と思ったのでした。(呉間さんも・・・外伝でも出てきてほしいかなと。)
3行日記:昨日はアニメ三昧でした
昨日は、ぼーっとアニメ三昧でした。しっかりと起きてみてましたけどね。
一時期は寝ながら見てた時がありました。本当に何もやる気が起きなかったときは、そんな感じでしたね。ただそれをしてしまうと酷い後悔みたいになってしまうので、それは防ぎました。
1年前:世界一再生されているソプラノリコーダーによるタイタニックのテーマソング
元気がないときは、一気に元気がでるソプラノリコーダーのタイタニックです。なぜ元気がでるかというと、、、聴くとわかります。
うまけりゃ良いってもんでもないようです。笑
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