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今観ると炎上必至!?1982年の金八先生が描いた“自衛隊”と戦争の記憶|『3年B組金八先生スペシャル「贈る言葉」』を観て感じた時代とともに変わる価値観

金八先生の紹介記事です。金八先生の紹介は3回目でしょうか。以下が前回の記事です。

金八先生は、1979年に放送して人気がでたものだから、翌年に第2シリーズを作りました。金八先生は春や夏にはやらないのですね。だいたいが受験を絡めてくるので年の後半が舞台であり、年の前半は撮影期間ということになります。

さらに人気が出てしまったものだから、シリーズ3を作りたかったけど、海援隊や武田鉄矢さんも人気がでてしまって大忙しになりました。1988年のバブル絶頂期のシリーズ3がでるまでは、スペシャルという形で、年1単発でつないでいたのですね。

今日ご紹介するのは、スペシャル第一弾の『3年B組金八先生スペシャル「贈る言葉」』です。金八先生はかなりの社会に疑問を提示しているのですね!シリーズ2もすごかったですが、スペシャルもかなりズバッと独自の主張が入っております!そして忘れていた当時の世相が表れています。

1982年の作品です。前回の第2シリーズから3年経過しておりまして、年月というものは残酷ですね。いやーちょっと更けてきてますみなさん。誤解を恐れず言います。みなさん若いのですよ。お綺麗なのです。けれど前見たときより3年経過すると、ちょっと老けました。(人のことは言えません)

公式解説はこちらです。

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学校において自衛隊はものすごく嫌われていた

びっくりなのが、高校生になった元生徒が将来に自衛隊に入りたいといったときの金八先生やほかの先生の反応が今では考えられないのです。

現代における自衛隊はどのようなイメージでしょうか?志す人には、入隊すると大変かもしれないけど、「よしがんばれ!」とエールを送りたくなるのではないでしょうか。

国民にとってみたら、特に災害時には、自衛隊は最も頼りになる存在ではないでしょうか。なので頭が上がらないというかありがたい存在です。福島の原発の災害も命がけの国を救ってくれました。

感謝こそすれ、怖いとか危険というイメージを持つことはないと思います。

しかし、1982年の金八先生は違いました。
自衛隊を目の敵にしているのです。金八先生だけではないです。他の先生も「よりにもよって自衛隊」とか言うのです。

1980年前半は、戦争の余韻が残る時代

1982年は僕より若い方は、超大昔のように思えるかもしれません。自分にしてもかなり平和な日本で戦争のイメージはありません。平和な日本でした。当時、「戦後40年もはや戦後ではない」という言葉を耳にしたことがありました。

当時は、戦後〇〇年といえば戦後37年くらいでしょうか。戦争が終わったとき20歳の人であれば、35年たてば55歳です。学校でいえば、教頭先生、校長先生は戦争経験者なのです。

戦争の余韻はしっかり残っており、少しでも戦争の雰囲気があると戦争経験者たちは涙をするのでした。

日本国憲法の授業をする金八先生

そんな時代背景を考えるとわかるのですが、この時金八先生は、日本国憲法の授業をしました。この時憲法第九条の部分を取り出します。自衛隊に行こうとする元生徒に対して、それを阻止するための授業でした。

主な自衛隊の仕事は、日本を守る仕事です。災害救助に役立っていたのは、当時からも認められていました。しかし、戦争経験者が多い当時の世の中では、戦争が起きたときに自衛隊の人が銃を持って戦うことが、戦争当時の日本を彷彿させてしまい、戦争のために多数の命を奪われ悲しい経験をしている人からすると、自衛隊に入るなんて冗談ではないという強いメッセージが込められた作品だったと感じます。

現代なら大炎上しそうな番組内容

戦争反対のメッセージが色濃い内容でした。その時代背景を読めずにそのまま本作を見てしまうときっと現代なら大炎上するだろうなと思いました。

それがすごく印象深い作品でした。現代の人からすると、今回の金八先生はちょっと間違っている。怖いと思う人も出てくるかもしれません。

また、これも時代だったのだなと思いました。当時の先生がどんなことを考えていたかがすごくわかりました。

ただ自衛官になりたいといった人はずっと腕を組んだままでした。何か言いたげで、自衛官をやめるということは絶対に言わないような気風すらありました。

めずらしく後味がわるいというか。言葉が少し悪いですが一方的なメッセージを感じる話でした。ちょっと強引な授業すら感じました。大人のエゴをすごく感じました。

時代なのか、でも今見るととても違和感がある話でした。それだけ時代がかわってしまったのかと思ってしまいます。

3行日記:怒りをぐっとこらえて伝えるべきことを伝える

昨日は、マジか・・・と思うことがあり、感情的になりそうな場面がありました。しかし、ぐっと抑えることに成功。深呼吸したら怒りが遠のきました。

そして、すべきこと、伝えるべきことを怒りの感情を排除して伝えることができました。そしたら分かってもらえました。

感情的になったら多分こうはならなかったかもと思ってます。怒るときは必要な場面はありますが、このケースについていえば冷静の方が良かったケースだったと思います。(多くのケースで冷静の方が有利です)

なので冷静になれてよかったと思ってます。

1年前:400記事達成記念のようです(連続ではないです)

400記事達成の記念だったようです。トータルだと今なん記事なんだろう。数えればわかりますがちょっとわかりません。当時のぼくは500記事を目指してました。でも、1年間毎日投稿しているので500記事は超えています。

どこまで続けられるかわかりませんが、頑張ってみようと思います。

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いしやんノート🚴600日連続更新達成|楽しく行動して、楽しく結果を楽しみたい
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