「禁じられた遊び」オーディオブックレビュー:映画化作品の深層を探る|小さな嘘が大きな嘘に|生霊は怖いですね
ここのところ、AIのおすすめに従いオーディブルを聞いてます。
夏の暑い休みの間に1冊聞き切った自分をほめつつレビューしようと思います。書籍の名は清水カルマさん作の「禁じられた遊び」です。
文庫本のほかに、オーディオブックやキンドルアンリミテッド(会員の方は0円)でも読めるのでそれぞれリンクを掲載させていただきました。
本書は2019年の作品です。映画化が決まっており、2023年9月8日上映開始です。つまり、今ホットな話題作ということになります。
橋本環奈さん・重岡大毅さんのW主演、監督は『リング』『事故物件 怖い間取り』の中田秀夫監督です。
ファンの方には見ごたえのある映画となりそうです。予告編はこちら
当記事では、ネタバレではないけれど、内容を興味深い内容にする重要な考え方を引用します。ご了承を!
死んだ霊よりも、生きた霊の方が怖い
生霊という言葉はご存じでしょうか。生きた人が生み出す霊のことです。その対語は死霊です。一般的に幽霊やお化けは一般的に死霊の方を指します。
どちらが怖いでしょうか。死霊の方が怖いのではないでしょうか。生霊の方は、生きている人が行っているので、原因が突き止められるからこそ怖くないという感覚です。
ただ、果たして生霊が怖くないとは本当でしょうか。
幽霊の正体は生霊であり、死んだ人の恨みを残された人が具現化させる
物語にでてくる和尚の次の言葉が印象的でした。
生霊が幽霊の正体という考え方は、ある意味納得できました。超常現象の詳細はわかりませんが、生きた人の情念がなしえることとすれば可能性がありそうに思えないでしょうか。
嘘をつくことは極力やめよう。一度嘘をつくと、さらに嘘をつくことになる
嘘をつくことは良くないことだと改めて思いました。時には必要な嘘もあると思います。ただ、この物語のようにちょっとした嘘がずっと尾を引き、嘘を重ね、とんでもなく人生をも左右しかねないことにもなるのだなと思いました。
特に幼い子供に対して、幼いから本当のことを言っても理解ができない、悲しませるだけ。と思っても、「こうすれば生き返る」といった生死に対する嘘はよくないと思いました。
「生命は1度失ったら2度と戻らない」ことは幼くてもオブラートに包んだ言い方でも伝えるべきことと思いました。
#3行日記 : 雨多いですね。熱帯地方みたいな降り方
最近雨が良く降ります。昨日も夕方ジャーと降った。おとといもそうだった。1日一定期間雨が強く降る。熱帯地方みたいではないでしょうか。
実際に熱帯地方に行ったことありますが、本当に1日1度強い雨が降るのですね。そしてからっといい天気になる。
日本も熱帯地方まで南下してしまった印象を受けてます!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。