第三回 クイズ『この漢字、読めますか?』
今回は趣向を変えて外来語を集めてみました。
知らなくても漢字から受けるインスピレーションで正解を導き出せるかもしれません。
ではさっそくいってみましょう!
問題です。
①~⑩の読み方をお答えください。
①氷菓子
②手風琴
③自鳴琴
④合羽
⑤型録
⑥混凝土
⑦洋袴
⑧貯古齢糖
⑨乾蒸餅
⑩浪漫
それではシンキングタイムスタート!
考え中……
考え中……
考え中……
……
終~了~!
正解を発表します。
①氷菓子は「アイスクリーム」です。
「こおりがし」と読んだ場合は”果汁・砂糖・香料などを混ぜて凍らせた食べ物のこと”を指します。
②手風琴は「アコーディオン」です。
明治中期頃からの呼び名です。
③自鳴琴は「オルゴール」です。
19世紀前半中ごろに伝来。
④合羽は「カッパ」です。
「カッパ」はオランダ語。妖怪の河童とは無関係です。
⑤型録は「カタログ」です。
終戦直後まで「型録」で通じていたとか。
⑥混凝土は「コンクリート」です。
「こんぎょうど」とは読みません。
⑦洋袴は「ズボン」です。
⑧貯古齢糖は「チョコレート」です。
1875(明治8)年に米津凮月堂(ふうげつどう)が最初に売り出したと言われています。
⑨乾蒸餅は「ビスケット」です。
1877年の内国勧業博覧会の主催者が決めたそうです。
⑩浪漫は「ロマン」です。
なんとなーく想像できそうなものを選んでみましたが、いかがでしたでしょうか?
「ロマン」を「浪漫」とした漱石先生は、やはりただものではないですね。