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いしいるか
2021年1月1日 00:23
旅先であろうとも、いつものように如何にも敷居の高そうなところ、入り難そうなところを敢えて選んでハシゴする。 京都の夜の気持ちの良い風を感じながら、河原町の暗い通路の奥の老舗のジャズバーにもぐり込んでみる。なんとなく予想していたような、デカいスピーカーの前で強面のマスターが老眼鏡の向こうからこちらをじろりと睨むようなことはなくて、シュッとした若い女の子がカウンターの中で一人で文庫本を読んでい
2021年5月22日 02:34
ぼんやり考え事などしながら京の町をぶらりぶらりと歩く。通りの向こうから森見登美彦氏の小説に出てくるような黒髪の乙女がぽてぽてと歩いて来たりして、ちょっとした運命的な出会いとかないかなぁ、なんてことを考えながら。・・・・・まあ、ないわな。雨に濡れた石畳を踏み踏み、ふわふわしたことで頭の中がいっぱいな女の子、いいですねえ。京都市内はすごくバスの便がいいので、たいていどこに行くにもバスで