Web集客で集客だけするのは間違い
ーー Webマーケティングをわかりやすく。
Webマーケや事業開発支援をやっているいしやすです。
Web集客の相談を受けたり、専門でない人がWebマーケティングでよくやってしまう間違い、抜けている視点について説明します。
「Web集客で集客だけするのは間違い」
えっ?えっ?集客したくてWeb集客はじめるのに集客が間違い?
なぞなぞかよっ!と思いますよね。
もちろん、広義の意味では集客なのですが、
Web集客は、集客だけ考えてはいけない。獲得まで考えるのがWeb集客なのです。
獲得というのは、対象の人が自分のページに来たときに、申し込んでもらう確率を高めておくという事です。
売り上げを上げたりするには、申し込んでもらったり、購入してもらわないと意味がないですよね?
なので、本当は、集客と獲得セットで考えないといけないのです。
しかし、多くの人の「Web集客」のイメージは、PV・アクセス数(何回見られたか)、UU(何人見られたか)なのだな、と感じます。
商品の購入など目的があって集客をすると思うのですが、集客のイメージが、ユーザーに見せる・連れてくるところで終わっているのです。
そこで終わっている視点での施策は、広告を増やしたり、記事を投稿したり、たくさんの人に見せる施策になります。
(なのでFacebook・ブログで集客しました、などの情報に目が行きがちなのかなと思います…)
ただ、穴の開いたバケツで水を汲んでいたら、どんなに蛇口をひねって(流入を増やして)もなかなか水はたまりません。
その状態で申し込みや購入の件数を増やすためには、蛇口をひねって流入を増やす=広告費などが垂れ流されることになります。
投資をたくさん受けて広告費を大量に使って市場のパイを取るスタートアップ、初期はブランド棄損しても改善すれば対象ユーザーが大量にいるtoCサービス等でない限り、バケツの穴をふさいで(獲得率をあげる)から、蛇口をひねる(流入を増やす)。という順番でお勧めしています。
獲得は何をすればいいの?
方法自体は色々あります。
遷移の導線が、ステップメール、e-book、LPO(LP最適化)が、EFO(フォームの最適化)が・・・ばらばらにやっている人が多い気がします。
企業でも、チャットボットが流行ってるから、接客ツールが流行ってるから、うちも入れてみようかな、のようなふわっとしているところが多いように感じます。
しかし、適当にやっても効果的ではありません。
後の工程にボトルネックがあったら、その前の工程の改善をやっても効果的でないので、獲得数に近いのはここだからここの改善からやる。
流入を増やす施策を打った場合、ここがまずボトルネックになるから、その部分を改善する、という風にちゃんと順番があります。
SEOは1から始めるにはとても難易度の高いものになりましたが、獲得の導線ができれば、露出を増やせばいいのでSEO以外の広告などでブーストすることは可能です。(個人でもFacebook広告やリスティング広告が出せますね)
アクセスがあるまでは時間がかかるので修行のようにブログの投稿をし続けましょうという、集客の話だけをする人の話を信じるのとどちらが売り上げに近いでしょう?
過去、「WebマーケのプロだけどWeb集客でYoutubeとブログはおすすめしない」という記事を書きましたのでこちらもご参考にしていただければ。
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