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『人生万景』イサオヒロミ

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イサオヒロミの『人生万景』です。 仕事やプライベートで感じたことを書きまとめています。
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『シティハンターの、ってなに?』 〜人生万景〜

『シティハンターの、ってなに?』 〜人生万景〜

本屋で一人の男性客(40代前半)がレジの前で「シティハンターのください」と言った。
奥の棚から下敷きのようなものを店員さんがささっと抜きとり、素早く男性客に手渡した。
……裏メニュー? 店員さんが無言+あまりにもささっとその男性にブツを手渡したもんだから。見てはいけないものを見てしまったような気になった。
駅ビルでおにぎりを7個買って、商店街を歩いていると、さっきの男性客が不動産屋の前で賃貸情報

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『生きていても、死んでいても。』 〜人生万景〜

『生きていても、死んでいても。』 〜人生万景〜

お世話になっていた先輩が亡くなった噂を聞いた。本当かどうかはわからない。でもきっと本当だと思う。信じたくはないけど。本当だと思う。そんな気がする。

あそこに行って、そこで訊いてしまえばちゃんとしたことが判ると思うんだけど。行っていない。行けていない、じゃなくて、行っていない。これからも行かない。行っちゃうと本当が確定になっちゃうから。

時々、先輩が住んでいた家の近くを通ることがある。わざわさ通

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『責任者』 〜人生万景〜

『責任者』 〜人生万景〜

デパートの上の本屋で立ち読みしていると、「羽生結弦の本あります?」と如何にも金持ちそうなお婆さんが、本の整理をしていた男性店員(20代前半)に声をかけたのが横目に入った。
意外にも近くに羽生結弦特集というかフィギュアスケート特集みたいなコーナーがあり「あ、羽生結弦が書かれている本はこれと……これ……もですね」とお婆さんに羽生結弦の自伝本みたいなやつと羽生結弦が表紙の雑誌を手渡した。
「ねえ、ちょっ

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